吉井和哉の新曲、核兵器ドキュメンタリーのエンディング・テーマに決定!ハリウッド映画へ初参加!
2月16日に発売された吉井和哉のニューシングル「LOVE&PEACE」が、核兵器の脅威を描いたドキュメンタリー映画『カウントダウンZERO』の日本版エンディング・テーマに決定したことが明らかになった。同時に、本作が4月16日より公開されることも発表された。
「LOVE&PEACE」は2009年にリリースされた「ビルマニア」以来約2年ぶりとなる吉井のニューシングル。近作とレコーディング・スタイルを変え、ほぼすべてを本人が演奏を行ったことで、吉井の世界観がより凝縮された作品に仕上がっている。今回ももちろん吉井自身が作詞・作曲・編曲を担当しており、歌詞は決して個人的な事柄に留まらない、現在進行形の出来事を吉井ならではの感性でとらえることに成功している。
そんな吉井が同曲にこめたメッセージに共感した配給元のパラマウント ピクチャーズが、映画『カウントダウンZERO』の日本公開版に同曲を使用することを決定。吉井にとって、ハリウッド映画へのエンディング・ロール曲提供は今回が初めてのこと。吉井は本作について、「平和が当たり前な場所と、当たり前じゃない場所がある。平和が当たり前な時代と、当たり前じゃない時代がある。この映画で、もう一度平和のことを考えたい」とコメントを寄せており、吉井も納得のコラボレーションとなった。
映画『カウントダウンZERO』は、2007年にアカデミー賞を受賞した映画『不都合な真実』で地球温暖化の危機を訴えたプロデューサー、ローレンス・ベンダーが人類最大の恐怖である核兵器存在の危機を衝撃的な映像とともに世界中に訴えかけるドキュメンタリー映画。核の恐怖と実態についてジミー・カーター元アメリカ大統領やトニー・ブレア元イギリス首相が語っている事柄は、世界唯一の被爆国である日本に住んでいるからこそ、知って起きたいことばかりだ。
映画『カウントダウンZERO』は4月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開