ダイアモンド泥棒を描く『ブリリアント』からエリック・バナが降板、ジェラルド・バトラーが主役を継投
ダイアモンド泥棒を描くロバート・ルケティック監督の映画『ブリリアント(原題)/ Brilliant』からエリック・バナが降板し、ジェラルド・バトラーが主役を継投することになった。
『ブリリアント(原題)』は、こそ泥が洗練された犯罪を行う犯罪グループに入り、ダイアモンドを盗もうとするもので、昨年秋からエリック・バナに主役の白羽の矢が立ち、交渉をしていたものの、物別れに終わったようだが、降板の理由は定かではない。
これによりジェラルド・バトラーは、ロマンティック・コメディー『男と女の不都合な真実』に続きロバート・ルケティック監督と再タッグを組むことになったが、現在、ヒロインのキャスティング中ということで、5月のボストンでの撮影スタートにギリギリのスケジュールになりそうだ。
脚本は映画『ブラッド・ダイアモンド』のジリアン・ゴーフィルがペンを執り、映画『マネーボール』のシドニー・キンメル、『男と女の不都合な真実』でルケティックと組んだゲイリー・ルチェッシとトム・ローゼンバーグがゴーフィルとともにプロデューサーに名を連ねている。
ジェラルド・バトラーは、サーフィン映画『オブ・メン・アンド・マーヴェリックス(原題) / Of Men and Mavericks』とロマンティックコメディー『プレイング・ザ・フィールド(原題) / Playing the Field』を終え、アントワーン・フークア監督のスリラー『ハンター・キラー(原題) / Hunter Killer』、サム・ウェスト監督の3D戦争映画『サンダー・ラン(原題) / Thunder Run』が待機している。大忙しの1年になりそうだ。(後藤ゆかり)