映画『デスノート』10年ぶり続編製作!2016年公開 ドラマとは別物に
2006年に公開された実写映画『DEATH NOTE デスノート』の10年ぶりの正統な続編として、完全新作映画『デスノート 2016』(仮)が製作されることが決定した。『GANTZ』や『図書館戦争』シリーズの佐藤信介監督がメガホンを取り、2016年に全国公開される。今年7月より日本テレビ系で連続ドラマ化され、最終回を迎えたばかりの「デスノート」だが、それとは別物になるという。
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ……」。全世界累計発行部数3,000万部を誇るカリスマコミック「デスノート」。2006年の実写映画『DEATH NOTE デスノート 前編』『DEATH NOTE デスノート the Last name』2部作の興行収入は80億円を超えるメガヒットを記録。海外での注目も高く、スピンオフ作『L change the WorLd』(2008)を合せると60以上の国と地域で公開された。
他にもアニメ・小説・舞台とさまざまなメディアミックスを展開。今年7月にスタートした窪田正孝主演の連続ドラマは、初回視聴率16.9%をマーク。日本での放送開始と同時に127か国での放映・配信が決定し、世界からの注目の高さを証明した。
今作では、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった現在、2016年を舞台に、前作で藤原竜也が演じた夜神月と、松山ケンイチが演じたLのDNAを受け継いだ新たなるカリスマが登場。二人の天才の意志を受け継ぐ者たちと、一体誰が保持者なのかわからない新たな「デスノート」をめぐる戦いを、海外ロケーションを交えた世界スケールで描く。
今回の映画化を決定づけたのは、原作にあるデスノートの“6冊ルール”。それは「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。もちろん死神自身が所有するノートはその数に入らない。よって、人間にノートを所有させる事で人間界にいていい死神も6匹まで」というもの。映画・ドラマ・アニメ・舞台でもまだ使用されていないこのルールを基に、地上に舞い降りた6冊のデスノートをめぐる壮絶なバトルが繰り広げられる。
また、続編製作決定の発表に併せて特別映像が公開。13日の連続ドラマ最終回でも放送された同映像内にちりばめられた「夜神月、復活」「Lの後継者」「ノートの封印」……のキーワードは果たして何を意味するのか? キャストの発表など、今後の続報に期待が高まる。(編集部・中山雄一朗)