掟によって (1926):作品情報
掟によって (1926)見どころ
モンタージュ理論の先駆者で、セルゲイ・M・エイゼンシュテインなどを育てたレフ・クレショフ監督の代表作であるサスペンスドラマ。黄金採掘にやって来た男女のグループで殺人が発生した後、川の氾濫によって孤立した殺人犯と1組の夫婦のやり取りを描き出す。アメリカ人作家ジャック・ロンドンの短編小説を基に、ロシア・フォルマリズムの代表的な人物で作家のヴィクトル・シクロフスキーが脚本を担当した。クレショフ監督が最高傑作と自負する、スリリングな展開に引き込まれる。
あらすじ
北アメリカ大陸北西部に位置するユーコン川に、黄金の採掘を目的に男4人と女1人の5人組が訪れる。鉱脈を発見するも仲間にばかにされていると感じたデニン(ウラジーミル・フォーゲリ)は、仲間のうち2人を殺してしまう。その後、残ったハンス(セルゲイ・コマロフ)とエディス(アレクサンドラ・コフローヴァ)によって拘束される。しかし、川が氾濫し、3人は小屋に取り残されてしまい……。
キャスト
スタッフ
- 監督
映画詳細データ
- 英題
- BY THE LAW
- 製作国
- ソ連
- 配給
-
- トレノバ
- 技術
- サイレント/モノクロ
- (渋谷ユーロスペース ほか)
- リンク
- 公式サイト