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ディカプリオ「ブロックくずし」ゲームのアタリ社の創業者描く『アタリ』に主演

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自身も結構なゲーマーのディカプリオ
自身も結構なゲーマーのディカプリオ

 レオナルド・ディカプリオが、ビデオゲーム産業の父を演じることが決まった。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ディカプリオが伝記映画『アタリ』(原題)で主演を務めるそうだ。作品は、世界初のビデオゲーム会社アタリ社の創業者で、「ビデオゲーム産業の父」として知られるノーラン・ブッシュネルの半生を描いていくもので、ジェームズ・スチュワート主演映画『スミス都へ行く』やフランシス・フォード・コッポラ監督映画『タッカー』のような映画を目指しているそうだ。ディカプリオの主宰するアッピアン・ウェイも製作に関わり、脚本はブライアン・ヘッカーとクレイグ・シャーマンが手掛ける。

 ブッシュネルのアタリ社は、日本では「ブロックくずし」の名前で知られる「ブレイクアウト」を生み出した会社である。このアタリ社の社名は、囲碁好きのブッシュネルが囲碁用語の「当たり(アタリ)」にちなんでつけたそうだ。「ビデオゲーム産業の父」として知られ、億万長者になったブッシュネルだが、アタリ社を退社後は、色々な事業に手をつけるものの成功したものは少なく、1985年に破産している。日本のゲーム機Wiiについて語ったり、講演会を開いたりと失業者になっても忙しい人物で、映画以上にドラマチックな人生を送っている。

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