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シャーリーズ・セロン、契約違反!腕時計訴訟で大散財!

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歩く看板といわれているシャーリーズ・セロン
歩く看板といわれているシャーリーズ・セロン

 スイスの高級腕時計メーカーであるレイモンド・ウエイル社が、シャーリーズ・セロンに対し2,000万ドル(約20億)の賠償金を求めて訴訟を起こしていたが、このたび示談で決着したようだ。

 シャーリーズが犯したとされる罪は、契約違反。ウエイル社が支払った巨額契約金と引き換えに、シャーリーズは国際大使として専属モデル的な役割を果たすとともに、契約期間中の2005年10月から2006年12月までは同社の腕時計のみを着用するべし、という決まりだった。

 ところが、2006年3月14日にテキサス州で行なわれていたオースチン・フィルムフェスティバルに出席したシャーリーズは、クリスチャン・ディオール社の腕時計をして登場したところをカメラに収められてしまったからさぁ大変! だが、シャーリーズの罪はこれだけではなかった。

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 時は移り1か月後のスイス。高級時計をはじめ貴金属のお披露目でにぎわう某展示会場にて、その頭上に姿を現したのは、何とモンブランの腕時計をしたシャーリーズの巨大ビルボード!

 ウエイル社の担当が怒りのあまり卒倒したかどうかは不明だが、とにかくこの巨大ビルボード事件でウエイル社側も、ついに堪忍袋の緒が切れたらしい。

 シャーリーズ陣営の弁明としては、同社がシャーリーズとの契約を更新しないと通達してきた時点で、別会社の時計を着用し始めたのだから良いではないか……というもの。契約更新をするしないにかかわらず、契約期間内は契約期間内なわけで、今回の訴訟は示談でまとまったとはいえ結果的にはシャーリーズ側の負け、といういうことになったわけだ。

 シャーリーズ陣営とウエイル社との間に交わされた示談の内容は公表されていないものの、かなり高額な示談金であると予想され、30日以内にシャーリーズ側がこの示談内容をまっとうすればウエイル社は起訴を取り下げるということになった。

 思わぬところで大出費となってしまったシャーリーズだが、心配には及ばない。彼女ほどたくさんの高級貴金属会社と専属契約しているタレントはいないと言われているほどで、その稼ぎの例を挙げると、スイスの某ジュエリー商は、シャーリーズがロンドンのアワード受賞式に同社の宝石を着けていくだけで5万ドル(約500万円)、ショパード社はシャーリーズが同社のジュエリーをアカデミー賞に着けて行くだけで20万ドル(約2,000万円)などなど。

 シャーリーズに対して「歩く看板」……などと皮肉るメディアもあるがメディアもあるが、最後に笑うのはいずれにせよシャーリーズであることには間違いない。

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