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深津絵里、耳クソ鼻クソほる演技はさすがになし?西原理恵子ぶっちゃけ過ぎ…

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深津絵里
深津絵里

 29日、渋谷シネクイントにて映画『女の子ものがたり』初日舞台あいさつが行われ、深津絵里大後寿々花福士誠治波瑠高山侑子森岡利行監督、原作者の西原理恵子氏が登壇した。

映画『女の子ものがたり』写真ギャラリー

 自身の経験を基に描かれたという原作の世界観を絶対に壊したくなかったという深津は「(西原氏の)ご自宅にお邪魔してお話を聞けたことがとても大きかったです」と役づくりの方法を披露し、「すごく誇りに思える仕事になりました!」とその手応えを語った。しかし当の西原は「もう、いつ描いたか覚えていないくらい、わたしの中では葬(ほうむ)り去られた作品で……」となんとも赤裸々。さらに「家で描いているときは耳クソ鼻クソほっちゃってますから。誰にも見られていないし。でも、さすがにそこは演じられていなかったですね!」と観客の笑いを誘った。

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 西原が「初のヨゴレ役を見事に演じて下さりありがとうございます(笑)」と言うほど、本作の深津は新境地を開いたというが、初共演の福士も「イメージと違うから、『深津さんがダラダラしてる……!』って思っちゃいましたね(笑)」と笑い「楽しいし、演じやすかった。本当に素晴らしい女優さんだ……と思いました」とその実力に感銘を受けた様子だった。

 男性ながら脚本も手掛けたという森岡監督は「共感できる部分がたくさんあるんです。僕の過去にも、作品の視聴率が悪くて落ち込むことがありましたから(笑)」と苦笑。しかし「そんな中でも、見てくれた誰か1人でもわかってくれたらうれしいんです」と作家ならではの喜びを観客に伝えていた。

 『女の子ものがたり』は、スランプに陥った36歳の漫画家・菜都美(深津)が過去の自分自身を思い出し人生を見つめ直す。西原の自叙伝的物語の原作を映画化した、男女問わず共感できるあたたかな青春物語。

映画『女の子ものがたり』は現在公開中

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