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是枝監督、まもなくトロント国際映画祭に出発!気負いはゼロでガッツポーズもなし!!

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トロント国際映画祭は市民の映画祭だと語る是枝監督
トロント国際映画祭は市民の映画祭だと語る是枝監督

 カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された映画『空気人形』が、今度はトロント国際映画祭「マスターズ部門」で上映されることになった是枝裕和監督が8日、都内で取材に応じ、現在の心境を語った。本作は、現地時間9月13日(日本時間14日)にトロントで公式上映される予定で、是枝監督も現地入りする。

映画『空気人形』写真ギャラリー

 米アカデミー賞の前哨戦としても注目される同映画祭は、カンヌなどほかの国際映画祭のようなコンペティション形式ではなく、一般投票で選ばれる「観客賞」が最高賞にあたり、過去には北野武監督の映画『座頭市』が同賞を受賞している。また、是枝監督にとっては、長編デビュー映画『幻の光』以来、すべての長編監督作が上映されており、付き合いの長い映画祭。写真撮影の際に、意気込みを表すガッツポーズを依頼してみたが、「いやぁ、トロントは競う映画祭じゃないですからね。気負いもないですよ」とのことで、賞取りのための出陣ではなく、あくまでホームグラウンドに戻る感覚が強いようだ。

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 そんな是枝監督がトロントで楽しみにしているのが、現地の熱心な映画ファンとの再会。「トロントはビジネスの場であると同時に、市民の映画祭。一般のお客さんが仕事を休んで劇場に来てくれるし、何度か会って今では顔が思い浮かぶお客さんもいますよ」と語る是枝監督の口からは、「東京国際映画祭もトロントを目指せばいいと思うんですけどね」と提言も飛び出した。「それにトロントは食事がおいしいですから。チャイナタウンで中華を食べられるのが楽しみ」と観客賞ではなく、現地の食事に対して期待を隠せない是枝監督だが、ぜひ朗報を待ちたい。

 『空気人形』は漫画家、業田良家の「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化した作品で、持ち主である秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)が、心に目覚め、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。

映画『空気人形』は9月26日よりシネマライズ、新宿バルト9ほかにて全国公開

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