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宮崎駿、『崖の上のポニョ』でアニー賞監督賞ノミネート!久石譲も音楽賞候補に

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宮崎駿監督、『崖の上のポニョ』で『千と千尋の神隠し』以来の監督賞受賞になるか?
宮崎駿監督、『崖の上のポニョ』で『千と千尋の神隠し』以来の監督賞受賞になるか? - Photo:Yoshifumi Hosoya

 今年の夏にアメリカでも公開された宮崎駿監督のアニメーション映画『崖の上のポニョ』。ジブリ映画としては過去最高の全米927館のスクリーンで上映され、アメリカの観客や批評家にも大絶賛された同作がアニー賞にノミネートされた。日本ではアニー賞の知名度は浸透していないが、国際アニメーション協会(ASIFA)が主催するアニメ界のアカデミー賞といわれる賞で、1992年から開催されている。

 12月1日、今年で37回目となるアニー賞のノミネートが発表され、アニー賞映画部門の監督賞に宮崎駿監督、音楽賞に久石譲が選ばれたことが明らかになった。宮崎駿監督がアニー賞のノミネートを受けるのは、1997年の『もののけ姫』(監督賞)、2001年の『千と千尋の神隠し』(作品賞・監督賞・脚本賞・音楽賞)、2004年の『ハウルの動く城』(作品賞・監督賞・脚本賞)に続いて4度目で、『千と千尋の神隠し』はノミネートされた4部門全てを受賞する快挙を成し遂げている。

 第37回アニー賞映画部門作品賞にノミネートされたのは、『曇りときどきミートボール』『コララインとボタンの魔女 3D』『ファンタスティック・ミスター・フォックス』(原題)、『プリンセスと魔法のキス』、『ブレンダンとケルズの秘密』『カールじいさんの空飛ぶ家』の6作品で、『コララインとボタンの魔女3D』は作品賞を含む8部門で候補に挙がり、最多の10ノミネートを受けている。また、日本の手塚治虫の「鉄腕アトム」を3DCGアニメ化した『ATOM(アトム)』がストーリーボーディング賞と脚本賞でノミネートされている。

 第37回アニー賞の授賞式は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の象徴であるロイスホールで2010年2月6日開催される。宮崎駿監督が『千と千尋の神隠し』以来の監督賞受賞になるか期待が集まるところだ。

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