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ヒース・レジャーさんをしのんで、プライベートで使用していた着信メロディーを配信

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ヒース・レジャーの勇姿 映画『Dr.パルナサスの鏡』より
ヒース・レジャーの勇姿 映画『Dr.パルナサスの鏡』より - (C) 2009 Imaginarium Films, Inc. All Rights Reserved. (C) 2009 Parnassus Productions Inc. All Rights Reserved.

 2008年1月22日に処方せん薬物の過剰摂取が原因で亡くなったヒース・レジャーさんをしのんで、生前ヒースさんが自分の携帯電話で使用していたという着信メロディーが、映画『Dr.パルナサスの鏡』携帯オフィシャルサイトで配信されていることがわかった。

映画『Dr.パルナサスの鏡』写真ギャラリー

 『Dr.パルナサスの鏡』は、ヒースさん最後の映画出演作で、撮影半ばで他界してしまったヒースさんのために、親友のジョニー・デップジュード・ロウコリン・ファレルが代役を買って出て無事完成にこぎつけた、異才テリー・ギリアム監督によるファンタジー。

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 ヒースさんの遺作が無事日本公開される記念と、今は亡きヒースさんをしのんで配信される着信メロディーは、ギリアム監督作詞作曲による本作の挿入歌「We are the children of the world」。この曲はヒースさん演じるパルナサス博士の助手トニーが持っている携帯電話の着信メロディーとして本編でも流れており、それをヒースさんはプライベートで実際に使用していたという。

 ギリアム監督とヒースさんは映画『ブラザーズ・グリム』で意気投合し、本作で再タッグを組んだ。心から尊敬し信頼する監督の映画を成功させるために役に打ち込んだヒースさんの情熱は、プライベートの携帯電話を劇中と同じ着信メロディーにするということからもにじみ出ている。映画『ダークナイト』でオスカー像を自らの手で受け取ることも、完成した本作を観ることもなく急逝してしまったヒースさん。映画『ブロークバック・マウンテン』『アイム・ノット・ゼア』など、役者として癖のあるキャラクターを好んで演じ、賞レースにも名を連ねていた。そんな将来を有望視された矢先の不慮の死は、2年経った現在でも悔やまれるばかりだ。

映画『Dr.パルナサスの鏡』は1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国公開

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