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サモ・ハン・キンポーに聞く映画人生秘話!ブルース・リーに人生哲学、ジャッキー・チェンとはカンフーコメディー

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いえいっ!-サモ・ハン・キンポー
いえいっ!-サモ・ハン・キンポー - Photo:Nobuhiro Hosoki, Frank Djeng

 出演者としても、監督としても、製作者としても、数々の映画で香港映画界を盛り上げてきたサモ・ハン・キンポーに、現在開かれているN.Y.A.F.F (ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル)で、出発点から映画界で活躍し始めるまでの秘話を話してもらった。

サモ・ハン・キンポーが主演した映画『カンフーシェフ』場面写真

 共働きの両親だったため、プロデューサーの祖父、女優の祖母の家に預けられていたというサモ・ハンだが、「直接彼らから影響を受けたわけではないんだ」と話す。自身の映画人生がスタートしたのは、演劇の専門学校である戯劇学院に入れられてからのことだそうだ。

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 サモ・ハンは、この戯劇学院で、ジャッキー・チェンユン・ピョウといった現在のスターたちに出会うが、映画界で働こうと思ったきっかけも、この戯劇学院で生まれたらしい。スタントの仕事をしている卒業生から指導を受けたサモ・ハンは、卒業生が働く映画スタジオを訪れ、「どんなポジションでも良いから映画界で働きたい!」と思うようになったのだという。

 その後サモ・ハンは、ブルース・リーに見出され、映画『燃えよドラゴン』に出演。そのときはわずか2日間の撮影で、ブルース・リーと話す機会はほとんどなかったというが、映画『ブルース・リー/死亡遊戯』で共演した際には、人生の哲学などを話し合うことができたと語った。

 ブルース・リーの死後、ジャッキー・チェンと共にカンフー・コメディーを確立していったサモ・ハン。日本でも人気のあった映画『燃えよデブゴン』が、カンフー・コメディーのはしりと思われているが、「それより前からカンフー・コメディーみたいなものはやっていたんだよ。カンフーとコメディー2つの要素を組み合わせるのが面白くなって、制作していったんだ」とカンフー・コメディーの制作意図を明かしてくれた。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)

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