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水谷豊、及川光博『相棒II』インタビュー!「僕自身と右京、いまやもうほとんど境目がなくなっています」

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水谷豊(左)、及川光博(右)
水谷豊(左)、及川光博(右) - 取材・文:シネマトゥデイ 写真:吉岡希鼓斗

 初放送から10周年を迎えた人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの、2008年公開の第1弾に続く劇場版第2弾『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は興行収入も初登場1位を記録、早くも7億円超えを果たし大ヒットの兆しをみせている。本作の主役杉下右京を演じる水谷豊と、神戸尊役の及川光博が、映画について語った。

映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』写真ギャラリー

Q:水谷さんと右京さんとの共通点はどこでしょうか?

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水谷:僕自身と右京は、いまやもうほとんど境目がなくなっていますね。でも一つだけ言えるのは、僕は、右京ほどしっかりした人間じゃないんです。実際、すごい方向音痴で、家の中でも迷子になりますからね(笑)。

Q:ミネラルウオーターと赤ワインが好きな神戸さんですが、及川さんご自身との共通点はありますか?

及川:僕も実際にミネラルウオーターをよく飲むんですけど、尊が飲んでいるのはガス入りなんです。そういうところでは、かぶらないかな。あ、ちなみに僕は赤ワインは飲みません! 白ワイン専門なんです。だから、ワインとミネラルウオーターの嗜好(しこう)が、知る人ぞ知る、尊と僕の大きな違いなんですよ(笑)。

Q:嗜好品の話でいうと、右京さんはドラマがスタートした当時、タバコを吸っていらっしゃいましたよね? いつの間に禁煙されたんですか?

及川:ええっ? 右京さん、タバコ吸ってたんですか? 知らなかった!

水谷:そうなんですよ。確か、イギリスのタバコのダンヒルを吸っていたんですよね。シリーズ化されて禁煙したのかな。最初のエピソードで、泉谷しげるさんが演じた犯人を捕まえるために、タバコをトリックに使うってことはあったんですけど。そういえば、いつからか……やめていましたね

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及川:時代の流れですね!

水谷:そうですねぇ……。

Q:神戸さんは死体が苦手……、という設定ですが、いまだに慣れないようですね?

及川:今回も、死体を見て「おえっ」てするシーンは登場します(笑)! なんか最近、回を重ねるごとにオーバーになっちゃってる気がしますね。

水谷:確かに、どんどん死体が嫌いになっていますね。

Q:劇場版を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします!

及川:40代になって、こんなにワクワクドキドキできるとは、想像もしていなかったんです。杉下右京の新しい“相棒”という大きなチャンスを得ることによって、大きな責任も負うことになりました。渾身(こんしん)の一作をぜひ劇場で目撃してください!

水谷:先日行われたプレミアム試写会には、本当にたくさんの方々がいらしていて……。「相棒」が多くの方に愛されていることを実感しました。ただシリアスに警察を描くだけではなく、エンターテインメントとしての要素も十分に含んだ、面白い作品になりました。楽しみにしていてください!

及川:もはや慣れていないからではなく、根本的にダメってことで(笑)。

(シネマトゥデイ インタビューより)
映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は全国公開中

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