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世界的バレエダンサーピナ・バウシュさんの世界初3Dダンス映画がヴィム・ヴェンダースの監督でイギリスで4月に上映へ

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ヴィム・ヴェンダース監督
ヴィム・ヴェンダース監督 - Dominique Charriau / WireImage / Getty Images

 ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が取り組んできた、2009年に他界した世界的バレエダンサーで振付師のピナ・バウシュさんを題材にした3Dドキュメンタリー映画が4月にイギリスで公開となることが決まった。

ヴィム・ヴェンダース製作総指揮映画『台北の朝、僕は恋をする』場面写真

 ピナさんは、ダンスと演劇を融合させた斬新な手法の舞台で世界中に多くのファンを持つダンサーで、ヴェンダース監督とは20年来の友人同士だった。二人は長年、ピナさんのダンスを題材に、一緒に映画を作る企画を温めていたが、撮影開始を2日後に控えた2009年6月、ピナさんがガンのため急死し、ヴェンダース監督は製作を一時中断することに。その後、ピナさんの家族や舞踊団、ダンサーたちからの熱烈な要望もあって、ヴェンダース監督は再び企画を開始していた。

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 この作品は、舞台芸術を扱ったアートハウス系映画としては初の3D映画。ガーディアン紙(電子版)によると、製作が決まった当初ヴェンダース監督は、「僕の映画制作の知識をすべてかき集めても、彼女の芸術を正しく表現する方法が分からなかった。映画に3Dという技術が加わったとき初めて、ダンス世界に入り込むことができたんだ」と語っていた。内容は、ピナさんの舞台を中心に置きながら、他のダンサーたちのインタビューやオーケストラ演奏を「ピナさんの声」として表現するものとなっているという。

 イギリスでは現在、王立オペラ劇場が夏に上演作の3D映画上映を企画しているほか、バレエを実験的に3Dで撮影する試みも行われており、3D技術は映画のみならずライブ・パフォーマンスの世界にも広がっている。今年のベルリン国際映画祭の席でヴェンダース監督は「3Dは主に大作やアニメーションに利用されるだろうが、ドキュメンタリーの分野でも使えると思う。地球や人間について、直接的に、そして魅力的な方法で新発見させてくれる技術だ。ダンスにはぴったりの技術だよ」と、その可能性について期待感を示している。ピナさんのドキュメンタリー映画は、4月22日にイギリスで公開される予定。

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