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ジェーン・バーキンの復興支援コンサートに篠原ともえや寺島しのぶも参加「日本人の誇りを持って生きていく」

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被災者へ思いを寄せたジェーン・バーキン
被災者へ思いを寄せたジェーン・バーキン - (C) SHOICHI KAJINO

 6日、女優のジェーン・バーキンが、東日本大震災復興支援のための無料チャリティーコンサート「Together for Japan」を渋谷クラブクアトロで開催し、7曲を熱唱した。この日は女優の寺島しのぶ鶴田真由も登場して詩を朗読したほか、篠原ともえ原田郁子(クラムボン)、金子飛鳥黒田育世栗原務(Little Creatures/Double Famous)、坂口修一郎(Double Famous)、中島ノブユキ松浦俊夫渡邊琢磨COMBOPIANO)などジェーンの呼び掛けに賛同したアーティストたちも参加してパフォーマンスを行った。

ジェーン・バーキン出演映画『ジュ・テーム…』

 まず最初に、白いシャツにネクタイ、黒いパンツというメンズファッションのジェーンが登場すると会場は拍手喝采。「東北地方の被災者の方々のために、Medecins du Monde (世界の医療団) に寄付をして下さい。被災者の皆さんにはわたしたちのサポート、愛、毛布、食べ物が必要です。彼らのことを考えながらお届けしたいと思います」と呼び掛けてコンサートがスタートした。

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 トップバッターとなった鶴田は「多くの外国人が出国していく中、こうして日本にいらしたジェーンに感謝しています」とコメントし、谷川俊太郎の「えをかく」という詩をしっとりと朗読した。その後コンサートも終盤に差しかかったころ、ラフなジーンズ姿の寺島が現れると、会場はひときわ盛り上がった。寺島は「このたびの震災で亡くなられた方々に、心からご冥福をお祈り申し上げます。わたしたち生かされた日本人は、それぞれが今何をやるべきか考えるときだと思います。世界であらゆる(日本への)風評被害がある中、日本人の誇りを持って強く生きていく。これがわたしたちに今できることだと思います」と力強く語った後、茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」という詩を朗読した。

 そして最後にジェーンが再び登場し、「ジェーンB~私という女」「無造作紳士」など7曲を熱唱。特にラストソングとなった「ラ・ジャヴァネーズ」では会場の多くのファンも一緒に曲を口ずさみ、温かく感動的な雰囲気で幕を閉じた。なお当日会場で受け付けた義援金は、Medecins du Monde (世界の医療団) を通して被災地の復興のために寄付される。(古河優)

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