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『パイレーツ』が公開24日目で興収60億突破!100億が見えてきた!『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』もランク入り!

映画週末興行成績

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「おい、もうすぐ100億だぞ」-
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 公開4週目を迎えた『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』が今週も首位を獲得、その勢いが止まらない。これまでの累計は動員407万8,875人、興収62億2,964万4,900円を突破。先週末の土日成績も、11日の土曜が動員19万9,441人、興収3億1,502万8,300円、12日の日曜は動員21万3,082人、興収3億4,296万3,800円というハイペースの興行を記録。前週比95パーセントで下落率もわずか5パーセントという数字となっており、好調さをキープしている。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』写真ギャラリー

 ちなみにシリーズ前作が興収60億円を達成するまでにかかった日数は、3作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で18日間、2作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で22日間だったが、本作もそれらに次ぐ公開24日目での60億円突破を達成。いよいよ本年度初の100億円突破が期待されるところだが、今後は『SUPER8/スーパーエイト』『アンダルシア 女神の報復』『マイティ・ソー』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』といった強力なライバル作品が続々と公開予定。それまでに本作がどれだけ数字を上乗せできるか、今後の推移にも注目したい。

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 続いて2位に初登場となったのは、スーパー戦隊シリーズ第35作記念作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』。全国282スクリーンで公開され、初日2日間成績は動員24万9,007人、興収2億8,861万400円を記録。もともと5月に上映が予定されていた本作だが、東日本大震災の影響で製作スケジュールに遅れが生じてしまい、公開が延期。およそ1か月遅れでの公開となったが、1975年放送の「秘密戦隊ゴレンジャー」から現在放送中の「海賊戦隊ゴーカイジャー」まで、これまでの戦隊ヒーロー全199人が集結するという豪華大作となったこともあり、幅広い客層に訴求。見事にヒットを記録した。

 そして3位は、『パラダイス・キス』で1ランクダウン。4位には『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が初登場。全国519スクリーンで上映され、6月10日に開催された前夜祭上映の成績を加えた初日2日間の動員が13万5,301人、興収が1億7,241万8,800円という結果になった。5位は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が2ランクダウン。

 そして6位には『星守る犬』が初登場。全国317スクリーンで公開され、初日2日間の成績は動員11万9,297人、興収1億4,408万2,600円という結果になった。本作の男女比は43対57で、女性層の支持がやや高めである模様。年齢別では40代が27.9パーセント、30代が20.6パーセント、20代が17.6パーセント、50代が14.7パーセントと、大人の観客を中心に支持を集めていることがうかがい知れる。犬好きや感動作を求めて来場した観客が多かったようだ。

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 7位は『プリンセス トヨトミ』で3ランクダウン。そして8位は松本人志監督の『さや侍』が初登場。全国215スクリーンでの上映で、初日2日間の動員は9万652人、興収は1億2,387万200円となった。9位の『ブラック・スワン』、10位の『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』はそれぞれ4ランクダウンとなった。そして11位には是枝裕和監督の最新作『奇跡』が、九州地区で先行ロードショーされランク入りしていた先週の15位より4ランクアップという結果になった。

 今週末はベストテン入り入りを目指す『スカイライン-征服-』のほか、『あぜ道のダンディ』『アベックパンチ』『歌う!ヒットマン3D』『ロシアン・ルーレット』『東京公園』『青空どろぼう』『あなたの初恋探します』などの作品が公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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