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松下奈緒、艶やか晴れ着姿!「ゲゲゲの女房」以来1年ぶりのNHK連続ドラマに主演!向田邦子作品で井川遥&臼田あさ美と美人三姉妹に!

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「ゲゲゲの女房」以来1年ぶりのNHK連続ドラマの主演を務める松下奈緒
「ゲゲゲの女房」以来1年ぶりのNHK連続ドラマの主演を務める松下奈緒

 3日、東宝スタジオにて、7月26日よりNHKで放送予定のホームドラマ「胡桃(くるみ)の部屋」のスタジオ取材会が行われ、主演の松下奈緒井川遥臼田あさ美竹下景子が劇中の晴れ着姿で華やかに登場したほか、瀬戸康史蟹江敬三も出席しドラマへの意気込みを語った。

 本作は、「阿修羅のごとく」「あ・うん」など数々のドラマ脚本を執筆し、小説やエッセイでも幅広く活躍した向田邦子さんの小説「胡桃の部屋」を、向田さんの没後30年目にドラマ化した作品。バブル前の1980年頃の東京を舞台に、生真面目で不器用な三姉妹の次女・桃子(松下)が、リストラで蒸発した父(蟹江)の代わりに一家を守ろうと奮闘する姿を描く。そのほか父に裏切られた失意の母(竹下)、同じく夫の不倫に悩む姉(井川)、玉の輿(こし)の結婚を狙う妹(臼田)、就職活動がうまくいかない弟(瀬戸)など、それぞれの家族の悩みも一つ一つ明らかになっていく辛口のホームドラマとなっている。

 取材会が行われたこの日、撮影しているシーンが昭和56年1月1日という設定だったため、女性陣全員が晴れ着姿で華やかに登場。主人公・桃子役の松下は「向田さんの作品は、女性らしさの中に強さや弱さがあって好き。1度は経験してみたいと思っていました」と参加できた喜びを語った。現在撮影中の役柄については「桃子は使命感の強い女性で、なかなか自分の弱さを見せられないところが魅力的だと思う。感情的になるシーンは楽しく演じています」とコメント。そして本作について「家族みんな悲惨な状況だけど、それぞれ一生懸命生きている姿をこういう時代だからこそ見ていただきたいし、ご覧になったみなさんに勇気を与えられ、元気になっていただければ」とアピールした。

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 姉・咲良役の井川は「子どものときから向田さんの作品の大ファンなので、キャスティングされたことをうれしく思っています」と松下同様に向田作品に出演したことの喜びを明かし、「ドラマではみずみずしく、人間くさいやりとりが描かれている。本音がぶつかり合って見ていてクスっとなるおかしいシーンもたくさんあります。精一杯演じていきたい」と意気込みを語った。また、妹・陽子役の臼田は「わたしが演じる陽子は、明るく奔放なキャラクター。でもお姉さんたちが自慢でもあるし、コンプレックスでもある。陽子の抱えている葛藤を精一杯表現したい」と初々しく抱負を語っていた。(古河優)

ドラマ「胡桃(くるみ)の部屋」は7月26日から8月30日までNHK総合にて毎週火曜(午後10 : 00 ~ 10 : 48)放送予定(全6回)

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