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常盤貴子、松下幸之助の妻役に!筒井道隆と激動の時代を生きた夫婦を演じるNHKドラマ「神様の女房」

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妻・むめのを演じる常盤貴子と夫・幸之助を演じる筒井道隆
妻・むめのを演じる常盤貴子と夫・幸之助を演じる筒井道隆

 常盤貴子筒井道隆が、現在の松下グループを築いた松下幸之助さんとその妻・むめのさんの生涯を基にしたスペシャルドラマ「神様の女房」でW主演を務めることが明らかになった。「経営の神様」とも呼ばれる幸之助さんの一方で、生涯にわたって夫を支えたむめのさんは「もう一人の創業者」と称される存在。その2人の物語をドラマ化した本作はNHK総合にて10月より、土曜ドラマスペシャル第1弾として連続3回放映される。

 同じNHKドラマ「TAROの塔」での好演も記憶に新しい常盤が本作で演じるのは、19歳のときに松下幸之助さんと結婚し、以降松下グループの成長を夫と共に二人三脚で支えた妻・むめの。松下グループのもう一人の創業者とも称されるむめのさんは、芯が強い一方で母性にあふれた人物であったといい、制作統括を務める真鍋斎は、今回のキャスティングについて「そうした芯の強さと母性、加えて女性的なチャーミングさを併せ持った女優さんは常盤貴子さん以外には考えられませんでした」と最高のものであると確信している様子だ。

 一方で、経営の神様として現在でも多くの人に影響を与えている幸之助役に筒井を抜てきした理由については「松下幸之助氏は、あるひとつのことにとことん没頭する性格の人であったということです。そうした姿勢が、筒井さんのお芝居に対する姿勢と通じるものがあり、出演をお願いしました」とキャラクターと筒井に近いものを感じたことを明かしている。

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 土曜ドラマスペシャル第1弾として制作される本作は、高橋誠之助の同名小説を原作に、事業の失敗から成功、戦争の混乱の中での浮沈など、すべてを分かち合ってきたむめのと幸之助の夫婦の物語を、昭和という激動の時代を背景に描いた作品。すでに撮影は7月11日より神奈川・緑山スタジオにてクランクイン。7月から9月にかけて京都、大阪といった夫婦ゆかりの地のほか、都内および近郊でのロケが予定されている。常盤と筒井のほかには、EXILEのMATSUこと松本利夫、野際陽子、津川雅彦などが出演する。(編集部・福田麗)

土曜ドラマスペシャル「神様の女房」はNHK総合にて、10月より毎週土曜日放送(全3回)

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