『ピラニア3D』で出川哲朗がアフレコに挑戦!「芸能界で本当のピラニアの怖さを知っているのは僕だけ」
21日、タレントの出川哲朗が、日本語版ボイスキャスト務める映画『ピラニア3D』の公開アフレコをブロードメディア・スタジオで行い、堂々たる熱演ぶりを見せたほか、愛妻とのほほえましいエピソードを明かした。
本作はホラー映画ファンになじみのあるモンスターで、「アマゾンの人食い魚」といわれる肉食の淡水魚ピラニアの脅威を3Dで描いたパニック・ホラー。お得意のリアクション芸でこれまでピラニアと数多く競演してきた出川は、今回ピラニアの猛威を必死に食い止めようとする保安官ファロン役でアフレコに挑戦する。
この日、出川はなぜか黒のタキシード姿で意気揚々と登場しアフレコを開始。身振り手振りを交えたり、自らアドリブを加えたりと熱演ぶりを見せていた。本格的なアフレコは今回が初めてだったという出川は「芸能界で本当のピラニアの怖さを知っているのは僕だけなので、この役のオファーがきたのでしょうね。そこらへんの声優さんじゃ、同じような声は出せないはず」と自信満々。本作については「最高のB級映画! ピラニアがリアルに怖い! この映画のために3Dがあるんじゃないかな。エッチなシーンも盛りだくさん! 何も考えないで楽しめますよ!」と太鼓判を押した。
さらに、愛妻ともこの映画を観に行くと意気込む出川は「今も普通に(妻とは)ラブラブ。この間、朝ごはんがオムライスだったんだけど、上にケチャップで『LOVE』って書いてあると思ったら、『KILL』って書いてあった(笑)」と芸人らしくユーモラスな愛妻エピソードを披露してマスコミ陣を笑わせていた。
『ピラニア3D』は『ハイテンション』『ヒルズ・ハブ・アイズ』など、血みどろのバイオレンス描写で高い評価を受けるフランスの鬼才、アレクサンドル・アジャがメガホンを取ったパニック映画。近隣の大学生が一堂に会す湖畔を舞台に、数千匹ものどうもうなピラニアたちが地獄絵図を繰り広げていく。ピラニアのほか嘔吐物に目玉、肉片、性器などが3Dで飛び出す悪趣味三昧の映像に、『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が「これは3Dにすべきでない映画の見本」とコメントしたことも話題となっている。(古河優)
映画『ピラニア3D』は8月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開