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妻夫木聡、2年連続で世界へ!主演作『スマグラー おまえの未来を運べ』トロント国際映画祭正式出品決定!

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トロント国際映画祭正式出品決定、おめでとうございます!
トロント国際映画祭正式出品決定、おめでとうございます! - (C) 真鍋昌平・講談社 / 2011「スマグラー おまえの未来を運べ」製作委員会

 妻夫木聡が主演の映画『スマグラー おまえの未来を運べ』が、9月にカナダで開催される第36回トロント国際映画祭のMidnight Madness部門に正式出品されることが決定した。妻夫木は昨年の映画『悪人』がモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に出品されたこともあり、2年連続で主演作が世界へ進出する。

映画『スマグラー おまえの未来を運べ』場面写真

 『スマグラー おまえの未来を運べ』は、CGやハイスピードカメラを駆使したオリジナリティーあふれる映像美に定評のある石井克人監督最新作。「闇金ウシジマくん」などで知られる真鍋昌平原作の映像化で、妻夫木演じるフリーターの若者が、裏社会でヤバイ荷物の運び屋(スマグラー)として働くハメになるサスペンスフルな人間ドラマだ。妻夫木をはじめ、永瀬正敏松雪泰子満島ひかり安藤政信ら豪華キャストが織り成すアクションも見どころとなっている。そんな本作が、第36回トロント国際映画祭Midnight Madness部門に正式出品されることが決定した。同部門は、エンターテインメント性と作家性が高い個性的な作品が選出され、毎年多くの映画ファンが注目する部門。過去には日本から松本人志監督の映画『しんぼる』や、李闘士男監督の『デトロイト・メタル・シティ』、三池崇史監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』などが上映されている。

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 石井監督にとって、映画『鮫肌男と桃尻女』以来となるトロント国際映画祭。前回の参加がとても印象的だったという石井監督は、「映画祭のスタッフも皆さんリラックスしながら映画祭を楽しんでいてイカしていました(笑)」と振り返り、「またご招待していただきとても感謝しています。トロント国際映画祭の皆様ありがとうございます」と感激の様子。一方の妻夫木は、「今はいちファンとして、石井監督のアイデンティティーが日本だけでなく世界でも爆発することを期待しています」と喜びをあらわに。昨年、日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞した『悪人』が、モントリオール世界映画祭に出品された妻夫木。再び自身の主演作が、国際舞台への羽ばたくこととなった。

 そして、満島ひかりにとっては、映画『一命』が本年度のカンヌ国際映画祭、『ラビット・ホラー3D』がヴェネチア国際映画祭に出品され、本作も合わせて同年に3作品が世界4大映画祭に出品される快挙。また安藤政信は、ビビアン・スーとの共演作『セデック・バレ(原題)/Seediq Bale』がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決まっている。おめでたい話題が続き、世界の場で活躍を広げる出演者たちが演技合戦を繰り広げる『スマグラー おまえの未来を運べ』。アカデミー賞のゆくえを占うともいわれているトロント国際映画祭で、どのように受け入れられるのだろうか? 同映画祭の最高賞となる観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)の選考対象作品であるため、朗報に期待したい。同賞を受賞した日本の過去作品には、北野武監督の『座頭市』がある。(編集部・小松芙未)

第36回トロント国際映画祭はカナダ・トロントで9月8日から9月18日まで開催
映画『スマグラー おまえの未来を運べ』は10月22日より全国公開

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