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渡辺謙が実在の人物になりきった!映画『はやぶさ』、ついにベール脱ぐ

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公開されたポスター
公開されたポスター

 俳優・渡辺謙が主演を務める映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の特報が解禁され、5月に渡辺の出演を発表して以来沈黙を守ってきた映画の世界観が、ついに明らかになった。2010年6月、小惑星「イトカワ」に着陸し、微粒子を持ち帰るという偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」の物語を、携わったプロジェクト・チームのメンバーに焦点を当てて描く本作。特報からは、自身の役柄のモデルとなった“はやぶさプロジェクト”のプロジェクト・マネージャー川口淳一郎教授にビジュアルから近付け、真摯(しんし)に映画制作に挑んだ渡辺の思いが伝わってくる。

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』特報

 5メートル50センチのはやぶさの実物大モデルを3体制作し、撮影に挑んだという本作。今回公開された特報でも、大きく映し出されるはやぶさの姿の迫力がすさまじい。「総航行距離6,000,000,000km」「総航行時間62217時間21分47秒」「日本が人類初に挑んだ《計画》の《真実》」「通信途絶46日間」「イオンエンジン全基停止」と次々にはやぶさの歴史、はやぶさの乗り越えてきた試練が映し出されると、管制室に立つ渡辺の姿が映る。今回、特報と同時に公開されたポスタービジュアルでは、俳優・渡辺謙として、中空を見つめ、「僕たちは、今、どんな未来を待っているのだろう」というメッセージを伝えている渡辺だが、特報で映し出される髪を7対3に分け、めがねをかけた渡辺の姿は、まるで川口淳一郎教授、その人だ。

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 ノンフィクション作家・山根一眞の「小惑星探査機はやぶさの大冒険」を原作に、『沈まぬ太陽』『陽はまたのぼる』の西岡琢也が脚本を書き、『犯人に告ぐ』『星守る犬』の瀧本智行監督がメガホンを取った『はやぶさ 遥かなる帰還』。以前渡辺が「華美な脚色であったり、横道にそれたりするのではなく、はやぶさのプロジェクトの立ち上がり、とん挫、帰還を正面からきちんと描いていきたい」と語っていたととおり、ロケーションも、実際にはやぶさが打ち上げられた鹿児島県内之浦・宇宙空間観測所から、カプセルが降り立ったオーストラリア・ウーメラ砂漠まで、忠実に撮影が行われたという。公開も2012年2月11日に決定。プロジェクト・マネージャー渡辺をはじめ、映画のプロジェクト・チームの熱意の伝わる特報の公開に、映画への期待も高まるばかりだ。(編集部・島村幸恵)

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』は2012年2月11日全国公開

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』特報 » 動画の詳細
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