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中村獅童、14歳・森迫永依のラブコールに「世の女性の敵だって言われていたこともあったんだよ」と苦笑い!

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金塊をイメージしたバースデーケーキでサプライズ! 森迫永依と中村獅童
金塊をイメージしたバースデーケーキでサプライズ! 森迫永依と中村獅童

 11日、映画『日輪の遺産』大ヒット御礼舞台あいさつが、角川シネマ新宿で行われ、無骨(ぶこつ)な曹長役を好演した中村獅童森迫永依佐々部清監督が登壇。この日、14歳の誕生日を迎えた森迫と、14日が誕生日の中村に、映画タイトルにちなんだ金塊をイメージしたバースデーケーキがプレゼントされるというサプライズに会場は大いに盛り上がった。

映画『日輪の遺産』写真ギャラリー

 劇中では、国の極秘任務に従う寡黙な曹長と、勤労動員として召集された女子中学生という関係だった中村と森迫。戦争が終わり、数奇な運命を背負った二人はその後、夫婦となる。そんな関係の二人だったが、前回の舞台あいさつでも森迫が話していたように「(中村)獅童さんは生徒たちの間でも一番人気がありました。すごく優しかったし、今日改めて見ても格好いいです。素敵です」とラブコール。間近でそれを聞いた中村は「(森迫は)知らないかと思うけど、何年か前は、世の女性の敵だって言われていたんだよ。だから、前回の記事を読んでおふくろが『あの子はとってもいい子だね』って泣いて喜んでた」と照れ笑い。また「本当は堺(雅人)くんとかも優しいんだけど、彼は見た目も優しそうだからね。ぼくみたいに強面(こわもて)だと、少し優しくしただけで、より良い印象になっちゃうんですよ」と共演者を気遣う配慮も。

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 本日は森迫の14歳の誕生日。そして3日後は中村の39歳のバースデーということで、佐々部監督から物語で重要な役割を果たす金塊をイメージしたバースデーケーキがプレゼントされるというサプライズ演出も。年の差25歳の夫婦を演じたことについては「(作品に携わる前は)全然考えられなかったけど、この映画に出演してみて、本当に好きだったら年の差は関係ないんだと思いました」と森迫が恋愛観を語ると、中村も「うん、年齢は関係ないよね」と大きくうなずいていた。

 また「やっと映画の舞台あいさつに登場してくれました」と中村の登壇を心待ちにしていた佐々部監督にとって、中村を起用したのには大きな理由があったという。「『黒部の太陽』という舞台で、初めて座長だった獅童君と一緒したのですが、ぼくが舞台演出が未経験だったので、毎日彼とぶつかった。舞台は大成功したんだけれど、ぼくの中でちょっとした悔しさがあって……。だから自分のフィールド(映画)で獅童君とガッツリと組んでやりたいと思っていたんですよ」と胸の内を語ると、中村も「ぼくも監督と映画でまた一緒にやりたいと思っていたのでうれしかった」と相思相愛だったことを吐露。二人が笑顔で見つめ合うシーンに会場は何ともいえない温かい雰囲気に包まれた。

 本作は、浅田次郎の同名小説を、映画『半落ち』の佐々部清監督が映画化。ダグラス・マッカーサー元帥から奪った900億円の財宝にまつわる極秘命令を受けた真柴少佐(堺雅人)ら帝国陸軍の将校たちが、軍の命令と人道的立場のはざまで思い悩む姿を描いた、ミステリー要素を含んだ人間ドラマに仕上がっている。(磯部正和)

映画『日輪の遺産』は全国公開中

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