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寿司が人を襲う!『デッド寿司』モントリオールで開催のファンタジア国際映画際でワールドプレミア!

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ついに日本公開が決定! -  映画『デッド寿司』オフィシャルサイトからのスクリーンショット
ついに日本公開が決定! - 映画『デッド寿司』オフィシャルサイトからのスクリーンショット

 新作映画『デッド寿司』が、現在開催されているファンタジア国際映画祭に出品されている井口昇監督が、同作について語った。

井口昇監督映画『怪談新耳袋 異形』場面写真

 映画『ロボゲイシャ』や『富江 アンリミテッド』などで注目されている井口昇監督。最新作『デッド寿司』は、日本が世界に誇る料理「寿司」が、ある気違いな科学者の発明によって人類に牙を剥いて襲いかかってくるというパニック映画で、人の舌を食いちぎるイクラ、人の首をはねるトロ、強力な酸を吐く卵焼きなど、殺人寿司と人間の対決が描かれている話題作。主役の寿司職人の見習い役を、空手歴10年以上の実力を持つ武田梨奈が務めている。

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 まず、寿司に関する“うんちく”が映画内に含まれていることについて「僕自身寿司は食べ物として好きでしたが、それほど知識がなかったため、ウィキペディアも含め色々寿司に関して調べたんです。色々調べると面白いことが出てきて、寿司の握り方1つで、食感がだいぶ変わることもわかりました。そのため、前半は寿司“うんちく”というか、海外の人が観て寿司に関して勉強になる映画にしたかったんです。おそらくほとんどの海外の方々は、握り方に関して知識がないため、この馬鹿馬鹿しい映画の中で、あえて関心してもらえる“うんちく”の要素も入れてみました」と教えてくれた。

 女性が寿司を食べているシーンにエロスを感じることについて、「こういったシーンを扱った映画を描くと、日本ではジャンルムービーと呼ばれ、差別用語的な感じですが、アメリカではそういうジャンル映画も主流として受け入れられ、逆にジャンル映画は向こうでは褒め言葉でもあるんです。その辺は、日本とアメリカとでは温度差があって、まだまだ日本はエンターテイメントが下に見られる傾向にありますね。ただ、僕は低予算の中で題材をいかに印象的に撮るかということにすごくこだわっているんです。そういった意味ではエロスもそうで、寿司の色と素材が艶かしいため、色っぽいシーンとして結びつけました」と語る通り、アクション、ホラー、ドラマ、コメディー、そしてエロスが共存している興味深い映画だ。

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 寿司が歌うシーンには、ティム・バートン作品のような特徴のある音楽が使用されている。「ちょっとディスニーランドのキャラクターのような、そこだけディズニー映画みたいにしてみたかったんです(笑)。もちろん、僕もティム・バートンが大好きで、彼の作品をよく観ていました。そこで、撮影しているときはディズニーのキャラクターがもし(変に)おかしくなったら?という発想で撮りました。それと、もともと僕は映画『グレムリン』が大好きで、かわいい顔をしているけれど邪気があって、そんなグレムリンが襲ってくるキャラクターにヒントを得て、制作していましたね」と答えた。確かに、寿司が襲ってくる本作は、おかしなアミューズメント・パークのような作品に仕上がっている。

 海外の人々にはどう受け入れて欲しいのか。「まずは、一緒に楽しみましょうという気持ちですね。単純に面白がって観る映画って、日本ではレベルの低い映画と思われがちなんです。なぜか志が低い映画と思われがちですね。何故みんなそう思うのだろうと思います。だから、ファンタジア国際映画祭に招待していただいてワールドプレミアをさせていただくのは本当にうれしいですね。作り手と観客が一緒の気持ちでエンジョイできれば、こんなに幸せなことはないと思っています。これを観終わった後、意外と寿司を食べたくなる感覚になるので、より海外の人たちには寿司を好きになってもらえたらうれしいですね」。

 『デッド寿司』は、寿司が人を襲うとうい奇想天外な発想と、武田梨奈の派手なアクションが織り交ざった斬新な作品。今後の井口昇監督の作品がますます楽しみになりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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