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黒田勇樹、映画監督への思いを熱く語るも離婚問題には言及せず

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黒田勇樹
黒田勇樹

 昨年7月に結婚した妻・中村瑠衣と離婚調停中と報じられた黒田勇樹が、ジュリア・ロバーツが製作総指揮を務めた映画『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』DVDリリース記念試写会に出席した。

黒田勇樹出席!-映画『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』DVDリリース記念試写会フォトギャラリー

 昨年8月、中村との結婚と共に、特撮映画「メンタルヒーローJ1」で映画監督・脚本家デビューすることを発表していた黒田。この企画は、中村へのドメスティック・バイオレンス報道をきっかけに断念せざるを得なくなり、11月に新たに「黒田勇樹殺人事件」というタイトルの映画を制作することを発表していた。

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 この日、映画『SR サイタマノラッパー』などで知られる入江悠監督と共に試写会に出席した黒田は、離婚報道にこそ言及しなかったものの、現在食肉加工工場でバイト中と告白。入江監督を前に、「自分は映画監督になるのが小さい頃からの夢だった」と語り、「これを自分の映画として撮ろうと思うのは、どんなきっかけから?」など、入江監督に積極的に質問をした。

 入江監督は「自分が撮った『SR サイタマノラッパー』の場合、こんな埼玉県の売れないラッパーの話、自分以外の誰も撮ることはないだろうと思っていた。自分が撮らないと画にならない、そう思ったらやっぱり撮るべきですよ」とアドバイス。さらに、ハイパー・メディア・フリーターの肩書きを持つ黒田に「映画を撮っていなければ、自分もフリーターと変わりない。自分の見たい画を見えるようにしているだけ。食肉加工工場のリアルな映像とか、黒田さんにしか見えないものが見てみたい」とエールを送った。

 黒田は、この日上映された映画『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』を引き合いに出し、「確かにこの映画も、無名の新人監督(デニス・リー)ながら映像もきれいだし、この監督の撮りたいという思いが伝わってくる。彼を発見したジュリア・ロバーツってすごい」と語り、入江の思いに応える決意を固めたようだった。

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 『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』は、風変わりでポンコツぶりがおかしいダメ家族の愛と再生を描くヒューマン・ドラマ。人工授精で生まれた天才少年ヘンリーが自分の出生の秘密とまだ見ぬ父姉の存在を知り、自らの家族を探す旅に出るというストーリー。原案の短編映画にほれ込んだ女優ジュリア・ロバーツが製作総指揮を務めた。(取材・文:岸田智)

映画『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』DVD(税込み:3,990円)はカルチュア・パブリッシャーズより4月2日発売 1月23日よりTSUTAYAでレンタル開始

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