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福山雅治、カンヌでサイン攻め!コンペ出品作『そして父になる』記者会見に各国取材陣詰め掛ける

第66回カンヌ国際映画祭

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カンヌのファンからのサインに応じる福山雅治
カンヌのファンからのサインに応じる福山雅治

 歌手で俳優の福山雅治が現地時間18日、第66回カンヌ国際映画祭で行われた、コンペティション部門出品作『そして父になる』の公式会見に出席、是枝裕和監督と共演者のリリー・フランキー尾野真千子真木よう子、子役の二宮慶多、黄升ゲンと共に各国取材陣の質問に応じた。

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 この日の天候はあいにく土砂降りの雨となったが、キャスト一同は全員がカンヌでの日々を満喫している様子。リリーが「昨日はみんな夜には帰ってしまったんですが、僕は楽しくて一人で飲みに行って。その後も朝までホテルで飲んでいました」とカンヌでも酒好きを発揮していることを明かすと、会見場は和やかな雰囲気に包まれた。

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 初参加となるカンヌ映画祭の感想を聞かれた福山は「とても楽しいですが、思いのほか取材がたくさん入ってしまっていて、びっくりしています。日本でここまで忙しかったらイライラしているかもしれませんが、カンヌだと、とても楽しく取材を受けることができています」とニッコリ。

 会見中、子役の二宮慶多は緊張のためか終始恥ずかしげな様子。記者団からの質問に対しても小さくなっていたところ福山は「とても楽しかったそうです」と代返し、記者席から見えなくなってしまった二宮を抱っこしてみせるなど、見事なパパぶりを見せていた。

 「カンヌに来ているという実感がまだなくて。少しずつ体に染み込ませているところです」と話した福山だが、現地でもその人気は絶大。会見後はサインを求める出待ちの現地ファンが殺到。サイン攻めにあうも快く応じていた。

 同作は、ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」や映画『奇跡』などを手掛けた是枝裕和監督の最新作。6歳の息子が出生時に取り違えられた他人の子だったと知った福山演じる父親の葛藤(かっとう)を描く。福山と真木、リリー、子役の二人は初のカンヌ入り。尾野は当時グランプリを受賞した河瀬直美監督作『殯(もがり)の森』以来7年ぶりの参加となる。2009年の『空気人形』以来のカンヌとなる是枝監督は、2004年の『誰も知らない』以来のコンペ部門出品で、最高賞パルムドールを狙う。(編集部・森田真帆)

映画『そして父になる』は10月5日より新宿ピカデリーほか全国公開
第66回カンヌ国際映画祭は5月26日まで開催

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