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松たか子、ディズニー映画声優に初挑戦!劇中では歌も披露

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ディズニー映画声優に初挑戦する松たか子
ディズニー映画声優に初挑戦する松たか子

 女優の松たか子が、3月14日に公開されるディズニー映画『アナと雪の女王』で日本語吹き替え版声優を務めることが明らかになった。2006年の『ブレイブ ストーリー』以来、約7年ぶりの劇場アニメーション出演となる松は、これがディズニー映画声優初挑戦。声の演技はもちろん、劇中では歌も披露する。

映画『アナと雪の女王』場面写真

 同作は、ディズニー・アニメーション史上最大のヒットを記録しているドラマティック・ミュージカル。運命に引き裂かれた王家の姉妹を主人公に、凍った世界を救う真実の愛を描く。ディズニー初のWヒロイン作品ということでも話題になっており、松が吹き替え版声優を担当するのはその内の一人で、姉にあたる雪の女王のエルサ。英語版ではブロードウェイのトップスターとして知られるイディナ・メンゼルが声優を務めたという難役だ。

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 松は「まさか自分がディズニーの世界に入れるなんて思ってもみなかったので、お話をいただいたことにすごいびっくりしました。でもディズニー映画のヒロインができるのなんて一生に一度なので、一生懸命チャレンジしようと、非常にうれしく思いました」と感激。だが歌唱シーンには苦労も多かったといい、「いやもう大変でしたね。でも監督やスタッフの皆さんに支えていただき、励ましていただき、引っ張って導いていただけたので、最後まで歌えました」と振り返ると、「でももし万が一、『もう一回全部やり直しです』って言われても、いつでも『大丈夫です!』って監督には言ってあります」とこだわりをのぞかせた。

 ウォルト・ディズニー・スタジオの担当者は、松の起用理由を「今回、松さんに演じていただいたエルサは、セリフをしゃべりながら歌も歌わなければならないという点で、非常に難しい役です」とした上で「オリジナル版が持つ上質感をそのままお届けしたく、高い演技力と歌唱力を兼ね備えた女性にお願いしたいと思いました」と説明。「りんとした佇まいと気品は、自分の力をコントロールできず雪の女王になっていくエルサという女性の感情の機微をセリフと歌で表現してもらえる唯一無二の日本人と思い、オファーしました」と経緯を明かした。

 松は映画・舞台・テレビで活躍する傍ら、歌手としても活動しており、1997年にはNHK紅白歌合戦に出場。これまでに22枚のシングル、9枚のオリジナルアルバムを発表するなど、歌手としての実績も十分。松の吹き替えを楽しみに劇場に足を運ぶファンも多いに違いない。(編集部・福田麗)

映画『アナと雪の女王』は3月14日より2D / 3D全国公開

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