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ナタリー・ポートマン、“良い子ちゃん”だった過去に後悔…母になった元・天才子役の新たな夢

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映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』より
映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』より - (C) 2013 MVLFFLLC. TM & (C) 2013 Marvel. All Rights Reserved.

 女優のナタリー・ポートマンが子ども時代を振り返り、「もっと反抗的になればよかった」と“良い子”だった自分への後悔をにじませた。

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 自身の青春時代について、ナタリーは「わたしは全然、反抗的な子ではなかった。だから、そうだったら良かったのに、と思ったりするわ」と明かすと、「反抗的でないということは、良い子でありたい、周囲を喜ばせたい、浮きたくない、ということ。それは必ずしも自分自身を正直に表現することにはならないと思うの。人生で一番想像力が豊かでクリエイティブな時に、反抗心が出るというのは、すごく強い自己表現だと思う」と分析してみせた。

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 その言葉の裏には、女優として“良い子”の壁を破れなかった過去が関係している。ナタリーは、13歳のときに公開されたリュック・ベッソン監督の『レオン』で映画デビューを果たし、天才子役として注目を浴びた。だが以降は女優としてのキャリアを着実に積み上げる一方で、“清純派”“良い子”といったイメージを打破できず、伸び悩んだという過去があったのだ。

 その後、ナタリーはストリッパー役に挑戦した2004年の『クローサー』でアカデミー賞に初ノミネート。これをきっかけに役の幅がぐっと広がり、狂気に追い込まれていくバレリーナを演じた2010年の『ブラック・スワン』では見事アカデミー賞主演女優賞を受賞した。「オスカーは素晴らしい栄誉だったわ。そして、なぜ自分はこの仕事をやっているのかということを改めて教えてくれた。わたしは、自分にとって意義のあるものを作ろうとしているの。それは、自分と人生の関係においてであったり、自分と他人との関係を深めることだったりするのだけど」。

 アカデミー賞受賞後は出産もあり、女優業からは距離を置いていたが、スクリーン復帰作となるのが2011年に出演したアメコミ映画の続編『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』だ。演じるジェーンの職業は原作では看護師だったが、映画化の際に物理学者に変更されている。1児の母となったかつての天才子役は「女性がいろいろと違った職業をこなしている姿を公に見せることで、少女たちにインスピレーションを与えることができたらいいなと思うわ」と新たな役者としての夢を語り、笑みを浮かべた。(編集部・福田麗)

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は2月1日より全国公開

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