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リーアム・ニーソンが語る全て機内で展開するアクション映画とは?

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飛行機内という限られた空間でのリアルなバトルシーンを追究したというリーアム・ニーソン
飛行機内という限られた空間でのリアルなバトルシーンを追究したというリーアム・ニーソン

 映画『96時間』などでおなじみのリーアム・ニーソンが、再びアクション映画に挑戦した話題作 『ノンストップ(原題) / Non-Stop』について語った。

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 同作の主人公は、アルコール依存症の問題を抱える航空保安官ビル(ニーソン)。ニューヨーク発ロンドン行きの飛行機に乗り込んだビルは、機内で、1億5,000万ドルの大金を海外口座に振り込むことを要求するメールを受け取る。入金が確認できるまで乗客を20分ごとに殺すという脅迫メールに不信感を抱きながらも、徐々に怪しい人物を突き止めていくというストーリーだ。メガホンを取ったジャウマ・コレット=セラ監督は、映画『アンノウン』でもニーソンと タッグを組んでいる。

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 米同時多発テロ後の精神的に不安定な状況下と今作が比較されることについて「米同時多発テロ後の空港での悪夢(異常な厳戒態勢)は誰もが経験あるだろう。でも、この映画はあえてエンターテインメントとして観てほしい。数年前までは、こういう題材を描くことは無神経だと思われていたんだ。でも、もちろんあの悲劇が起きていなければ、この映画は製作されていなかった。だから米同時多発テロが背景にあるという意識を持って観てほしいと思う」と語った。

 かなりフィジカルが要求されるシーンがあるが、そのトレーニングについて「僕はこれまで長い間モンゴルの武術を学んできた。ただ、今作に関しては武術的な動きは陳腐な気がして、機内で反射的に対応する喧嘩に近い動きが、よりリアルだと思った。だから、航空保安官たちをトレーニングする特殊部隊の人から、機内のバスルームで戦うシーンを学んだり、至近距離の相手から、いかに武器を奪うかなどを教えてもらったりした」と明かした。

 ジャウマ・コレット=セラとの再タッグについて「キャラクターを作り上げていくうえでは、ジャウマに頼っていた気がする。彼は撮影前にかなり下準備してくるタイプの監督だからね。僕ら俳優は、シーンごとに自分が演じるキャラクターの行動を判断し、そのことについて監督に質問するが、ジャウマは映画全体を通してキャラクターを構築していくため、時々驚かされることもあった」と演出を褒めた。

 映画は、観客はいつの間にかビルの目線になって犯人を追い、彼の判断を通して、われわれの心理や先入観がいかに曖昧なものか気付かせてくれるような興味深いアクション映画に仕上がっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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