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仲間由紀恵、15年ぶり声優に緊張も…手応えあり!

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約15年ぶりの声優挑戦を振り返った仲間由紀恵
約15年ぶりの声優挑戦を振り返った仲間由紀恵

 女優の仲間由紀恵が22日、新宿ピカデリーで行われたアニメ映画『ジョバンニの島』初日舞台あいさつに登壇し、およそ15年ぶりとなる声優挑戦を「とても緊張して臨ませてもらいました」と振り返った。この日はほかに市村正親横山幸汰谷合純矢西久保瑞穂監督、そして本作の原作・脚本を務めた杉田成道も来場した。

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 仲間にとっては、1998年の『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』以来、およそ15年ぶりの声優挑戦。本作では、主人公が通う小学校教師の佐和子役を務めており「今回は声の芝居ということでとても緊張して臨ませてもらいましたが、杉田さんたちの熱い指導を受けて何とか無事に乗り切ることができました」と振り返ると、「とてもすてきな作品なので、たくさんの人に届けたい、伝えたい作品になっていると思います」と手応えを明かした。

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 本作は、一般社団法人日本音楽事業者協会50周年記念作品として制作。第2次世界大戦直後、北方四島の一つ、色丹島に住む幼い兄弟が、ソ連軍進駐による混乱の中で懸命に生きようとする姿を描き出す。くしくも現在、ロシアでソチオリンピックが開催されているタイミングであることから、そのことについてコメントを求められた仲間は「今回の脚本を読むまで、恥ずかしながら、北海道でこんなことがあったという事実すら知りませんでした。戦争の傷跡というか、苦労された方がいらっしゃったんだなということを、映画を通じて知っていただけたら」と語った。

 さらに仲間は続けて「この映画で子どもたちが前を向いていたように、オリンピックでも選手の皆さんは諦めずにずっと頑張ってこられました。世界に勇気を与えてくれた選手の皆さんと、この映画の二人の兄弟の諦めない強さは、かぶるのではないかと思います。わたしも二人を見習って諦めずに頑張っていきたいと思います」と晴れ晴れとした笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ジョバンニの島』は全国公開中

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