平田広明&KENN、アニメ映画『宇宙兄弟』公開決定に晴れ晴れ!!
人気声優の平田広明とKENNが29日、都内スタジオで行われたアニメ映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』アフレコ収録に参加し、本作の見どころを語った。
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宇宙飛行士を目指す南波兄弟が、幾多の苦難を乗り越えながら夢に近づく姿を描く「宇宙兄弟」。2012年のテレビアニメ化、実写映画化を経て、いよいよ劇場版アニメの公開が決定した。六太役の平田は「僕らのアニメが始まる前に実写版を観ていたので、テレビシリーズをやっている時から劇場版がやれたらいいなと言っていたんです。スタッフも『そのつもりだよ』と言っていて。それが実現してうれしいですね」と晴れ晴れとした顔を見せた。
本作の脚本は、原作者・小山宙哉の書き下ろし。南波兄弟よりも先に、兄弟で月に立つことを夢見たジェイ兄弟の出会いと別れを映し出す。原作、テレビアニメおよび実写映画でも語られなかったシリーズ以前のエピソードを映画化。「最初は何も知らされていなかったんだけど、(スタッフが)『小山先生が携わってくれて、いい脚本ができた』と言っていて。どういいんだよと思っていたけど、実際に読んでみたら『本当だ』という感じ。特別な仕掛けはないけども、素朴な感じで非常にハートフルだった。やはり小山先生がからむと違うなと思った」と述懐。
「プロデューサーが言うには、3か所だけ感動させるような、ホロッとさせるような箇所があると言われた」と切り出した平田は「ドラマが始まって、オープニングにタイトルが入ると『来たな!』と思って、俺は泣いていました。でも観る人によって、それ以外にもここがいいぜと言うところもあると思う。初だしのストーリーですけど、皆さんに見どころをいっぱい見つけてほしいですね」と呼びかける。
さらに本作の見どころについて聞かれた2人は、「本編終了後、席を立たれる方もいらっしゃると思いますが、最後のエンドロールが終わったときに『何!?』という仕掛けがあります。ですから、最後のテロップまでお楽しみください」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』は8月9日より全国公開