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加瀬亮×ホン・サンス最新作、ベネチア映画祭に正式出品

第71回ベネチア国際映画祭

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映画『自由が丘8丁目』より
映画『自由が丘8丁目』より - (C)2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

 『3人のアンヌ』などで国際的に高い評価を得ているホン・サンス監督の最新作で、加瀬亮主演の『自由が丘8丁目』が、来月27日(現地時間)より開催される第71回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品されることがわかった。

 オリゾンティ部門とは、ジャンルや長さにはこだわらず、革新的で独創的な映画が選出される部門。対象賞は、最優秀作品賞、監督賞、審査員特別賞、革新的貢献特別賞の4つ。日本からはこれまでに、『IZO』(三池崇史監督)、『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)、『KOTOKO』(塚本晋也監督)、『地獄でなぜ悪い』(園子温監督)などが出品されている。

 本作では思いを寄せる年上の韓国人女性を追い掛けてソウルへとやってくる男、モリ(加瀬)の恋愛模様が描かれる。モリが通うカフェ「自由が丘8丁目」で働く女性として女優ムン・ソリや、チョン・ウンチェなどサンス監督の常連組も出演。かねてからサンス監督のファンを公言してきた加瀬は、一昨年の監督来日時の対談をきっかけに監督と意気投合。今回の主演についても「監督の現場以上に幸せだったと思ったことはない」と語るほどのほれ込みようを見せている。

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 加瀬の渡伊は現在調整中とのこと。実現した場合、『アンテナ』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』以来、3度目の参加となる。サンス監督のベネチアへの出品は『教授とわたし、そして映画』以来、2度目。またサンス監督は、新作映画『ヘウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』の日本公開も8月16日に控えている。(編集部・井本早紀)

映画『自由が丘8丁目』は12月よりシネマート新宿ほかにて公開

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