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ベテラン声優・江原正士、高木渉、森川智之がチャップリンに!

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(左から)高木渉、森川智之、江原正士
(左から)高木渉、森川智之、江原正士

 4日、スターチャンネル(BS10ch)のチャップリン映画デビュー100周年企画「吹替で蘇る!チャップリン笑劇場」の記者会見が行われ、無声作品12作品のオリジナル吹き替えを江原正士大塚芳忠高木渉堀内賢雄森川智之ら豪華声優陣5名が担当することが発表された。この日は、江原、高木、森川の3名がチャップリンの衣装で登場し、さらに本企画に携わり、ナレーションを務めている声優の羽佐間道夫も出席。それぞれがチャップリン映画への思いや、吹き替えに懸ける意気込みを語った。

羽佐間道夫も登場!「チャップリン笑劇場」会見フォトギャラリー

 スターチャンネルでは、高まる吹き替え版のニーズに応え、ノーカット吹き替え版が存在しない名作映画を現代によみがえらせるプロジェクトを2013年1月よりスタートし、これまで『荒野の七人』『カサブランカ』の完全吹き替え版を放送してきた。第3弾となる今回は、『成功争い』(『成功争ひ(生活法)』)『チャップリンとパン屋』などサイレント映画の代名詞であるチャップリン作品に、日本を代表する豪華声優陣がオリジナル吹き替えを収録。さらには、過去に収録した無声短編作品吹き替え版12作品やドキュメンタリー作品なども同時にオンエアされる。

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 チャップリン映画の吹き替え企画の元祖仕掛人である羽佐間は、「僕は声優なので、活弁士のようなスタイルではなく、チャップリンにリップシンクロさせたいとずっと思っていました。そんなフラストレーションからスタートしたんです」と今回の企画が発動したきっかけを説明。ところが当初、チャップリンの孫から猛反対され、企画が危ぶまれたという羽佐間。「それでも強引にやってみたら、お客さんは大喜びして、最終的にはお孫さんからどんどんやってくれと後押しされました」と裏話を明かした。

 またこの日、チャップリンのおなじみの衣装で登場した3人は終始上機嫌。最年長の江原は「僕がこの世界に入るきっかけになったのがチャップリン映画。今回の吹き替え企画は、完成した作品をどこまでバージョンアップできるかという新たな冒険」と語り、高木も「収録はアドリブばかり。新しい楽しみ方を声優として提示したい」と追随。一方、森川は「チャップリン映画は女性との出会いが多いので、自分の(恋愛)経験を生かしてみたい」と意欲を見せた。(取材:坂田正樹)

「吹替で蘇る!チャップリン笑劇場」はスターチャンネルにて10月から12月、3か月連続放送

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