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104歳で他界 オスカー主演女優賞を2度受賞したルイーゼ・ライナーさん

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ルイーゼ・ライナーさん
ルイーゼ・ライナーさん - Andreas Rentz / Getty Images

 1936年の映画『巨星ジーグフェルド』と1937年の『大地』で、2度のオスカー主演女優賞に輝いたドイツ人女優のルイーゼ・ライナーさんが、肺炎のため、ロンドンの自宅で死去したとVarietyなど多数媒体が伝えた。104歳だった。

 ライナーさんは、10代のときに舞台やドイツ映画に出演、MGMの目にとまり、1935年に初のハリウッド映画『エスカペード(原題) / Escapade』に出演。続いて、『巨星ジーグフェルド』と『大地』で2年連続オスカー主演女優賞に輝き、一気に名声を高めた。しかし、その後、芸術上の自由が与えられていないとして、MGMとの契約を破棄、ハリウッドを去ってニューヨークに移り、さらにスイスとロンドンに移り住んだ。

 40年代と50年代には、テレビ映画やテレビシリーズに出演したが、その後の出演作はわずかで、ドストエフスキーの「賭博者」を映画化した『ザ・ギャンブラー(原題) / The Gambler』が遺作となった。
 
 これまでに、2年連続でオスカーを受賞したのは、ライナーさん他、スペンサー・トレイシーさん、キャサリン・ヘプバーンさん、ジェイソン・ロバーズさん、トム・ハンクスの5人のみ。(鯨岡孝子)

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