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『ハリポタ』ダンブルドア役マイケル・ガンボン、舞台俳優を引退

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映画『ハリー・ポッター』シリーズではダンブルドア校長を演じたマイケル・ガンボン
映画『ハリー・ポッター』シリーズではダンブルドア校長を演じたマイケル・ガンボン - Photo:アフロ

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドア校長役で知られるマイケル・ガンボン(74)が、もはやセリフを覚えることができないとして舞台俳優を引退することを発表した。ガンボンは2009年に2度、ロンドンのナショナル・シアターでのリハーサル中にセリフを忘れてしまうストレスからパニック発作を起こし、病院に運ばれていた。

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 セリフを覚えるのに永遠とも思える時間がかかる上、あっという間に忘れてしまうと明かしたガンボンは、「認めるのは恐ろしいが、わたしにはもうできないんだ。胸が張り裂けるよ」とThe Sunday Timesにコメント。アルツハイマー病を疑ったものの医者からは何も問題ないと言われたといい、イヤーピースをしてセリフを耳打ちしてもらうことも試したが、6か月前、50年にわたる舞台でのキャリアに幕を下ろすときが来たと悟ったという。

 舞台以外の俳優業は続ける予定で、出演した「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」(J・K・ローリング著)のドラマ版の放送も控えている。しかし、長年舞台俳優として活躍してきたガンボンは、「舞台はわたしがわたしでいられる唯一の場所だ。幕が上がれば誰も止められない。誰も『カット』と叫んだりできない。1,000人もの観客が、わたしがどのように歩いてどのように立つのか、全てを見ているんだ」と沈痛な思いを語っている。(編集部・市川遥)

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