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佐藤浩市主演で警察小説「64」が映画化!「覚悟を決めなければできない作品」と意気込み

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警察小説の名作が映画に!
警察小説の名作が映画に! - 撮影/秋倉康介

 小説家・横山秀夫原作の「64(ロクヨン)」が、佐藤浩市主演、前後編の2部作『64-ロクヨン-』として映画化されることがわかった。佐藤は2005年に放送された横山の同名小説が原作のテレビドラマ「クライマーズ・ハイ」に出演。映画では初の横山作品となる佐藤は、「『クライマーズ・ハイ』の時もそうでしたが、『64』も大変な仕事になるという覚悟を決めなければできない作品です」と意気込んでいる。

 昭和最後の年である昭和64年に発生し、14年間にわたって未解決となっている少女誘拐殺人事件「ロクヨン」。同事件の捜査にあたった経験もある主人公の三上義信(佐藤)は時効が近づく中、警務部広報室に異動する。そんな中、ロクヨンに類似した誘拐事件が発生。新たな事件をめぐって刑事部と警務部のあつれきが深まる中、三上は広報官として事件に真っ向から挑むというストーリーだ。

 デビュー以来、組織と個人のせめぎ合いを中心に描いてきたという横山は、映画化にあたって「原作の世界観を共有し、さりとて具象の檻にとらわれることなく、映像作品として優れたものに昇華してほしいと願っています」とコメント。また、原作は上下2巻からなるが、前後編の2部作で描かれることについては「本では上巻、映画では前編の出来と質がまず問われますよね。恐いけれどもワクワクする」と語っている。

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 メガホンを取るのは『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』でも佐藤とタッグを組んだ瀬々敬久監督。脚本制作段階から役柄や演出法について瀬々監督と意見をぶつけ合っているという佐藤は、「必ず強い作品にできるということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と作品への決意を新たにしている。(編集部・坂下朋永)

映画『64-ロクヨン-』は2016年に全国公開予定

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