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『マッドマックス』ジョージ・ミラー監督、宮崎駿は神!ジブリ美術館訪問へ

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吹き替え版についても言及したジョージ・ミラー監督
吹き替え版についても言及したジョージ・ミラー監督

 来日中のジョージ・ミラー監督が5日、六本木のニコファーレで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』来日会見に出席、ファンからの質問に答えた。

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 本作は、荒廃した近未来を舞台に、荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)の戦いを描き出すシリーズ第4弾。この日の会見はニコニコ生放送でもライブ中継されており、ステージ周辺の壁には、ネットユーザーからのコメントがリアルタイムで表示される。それを見たミラー監督は「信じられない技術だ」と笑顔。その後も、胸ポケットから1枚のチケットを取り出し、「(日本で)どこに行きたいかと聞かれたので、『三鷹の森ジブリ美術館』に行きたいと言った。僕にとって宮崎駿さんは神だよ!」と語るなど、ネットユーザーたちとも気さくに交流していた。
 
 早くも続編の制作がアナウンスされている本作についてミラー監督は「映画が出来上がったばかりだから、ちょっと休養が必要。でも作っている最中に、他のストーリーも考えついたんだ。それは今、頭の中にあるよ」とコメントするも、初代マックス役のメル・ギブソンの続編出演については「彼は最近、トラブルが続いていたがとても良い監督だ。ロサンゼルスのプレミアでは僕と隣同士で映画を観たんだが、とても素晴らしい映画だと言ってくれた。ただ、続編に関しては、ダニエル・クレイグの『007』映画に(初代ボンドの)ショーン・コネリーが出るようなもので、ちょっと場違いかもしれない。難しいかもしれないね」と言及した。

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 続けてミラー監督は「現場で1番マッドだったのは?」という質問には、「それは僕だよ!」と即答。さらにこの日は、日本語吹き替え版についても質問が及んだが、「僕は英語しかわからないから、聞き慣れた声が違う声になるのは不安だけど、(マックス役の)AKIRAさんの演技を聞いたときは、マックスの本質をついた演技をしていると思ったので、とてもいいと思った」と言及した。

 また、この日はミラー監督に影響を受けたクリエイターとして三池崇史監督もオンライン中継で登場。「この作品は僕のベストワン。映画の可能性を見せる大傑作。劇場に足を運ばないのはもったいない」と語る三池監督は、「プライベートではどんな車に乗っている?」とミラー監督に質問。それ対してミラー監督は「レクサスのハイブリッドだね」と返答。会場を笑いに包んだ。(取材・文:壬生智裕)

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日より全国公開

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