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『そして父になる』が福山雅治の結婚を後押し!?是枝監督、釜山で記者から問われる

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トークイベントに登壇した是枝裕和と長澤まさみ
トークイベントに登壇した是枝裕和と長澤まさみ - Photo: Megumi Shibata

 開催中の第20回釜山国際映画祭(BIFF)で4日、韓国公開も予定されている『海街diary』のトークイベントが行われ、『そして父になる』以来2年ぶりのBIFF参加となる是枝裕和監督と、初の渡釜となる長澤まさみが登壇した。

【写真】長澤まさみ、黒のドレスで釜山に登壇!

 客席から「まさみ、かわいい」「まさみ、きれい」と声が飛ぶなか、長澤は「こんなに気持ちのいい場所で皆さんにお会いできて光栄です。作品も海街を舞台にしているので、この街に来られて喜んでいると思います」とあいさつ。続けて「映画の舞台である鎌倉は、韓国の南部の風景に似ていると聞きました。皆さんにも、きっと懐かしさを抱いていただけると思います」と語り、作品を印象付けた。

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 一方、BIFF20周年について司会者から話を振られた監督は、スタッフに敬意を表すると同時に「僕も監督になってちょうど20年。この映画祭と同じように成長できているか心もとないですが、一緒に歩んできたような感慨を覚えます」と特別な思いを口にした。一転、『そして父になる』への出演が福山雅治の結婚を後押ししたのではと尋ねられると、「その話は本人としていないのでわかりません。今度会ったらゆっくり聞いてみたいと思います」と“福山ショック”に沈む女性ファンを気遣った。

 満面の笑みをたたえた長澤は、「青春映画のヒロインがすっかり大人の女優へと脱皮した」との司会者の言葉に、「わたしも28歳。仕事の役柄とともに自分自身も年を重ねて、自然な流れだったんじゃないかと思います」と返答。レディーの余裕を見せつつ、本当の姉妹のように仲良くなったという綾瀬はるか夏帆広瀬すずとは「いつも食べ物の話ばかりしていました。みんなお肉が好きなので、焼き肉を食べに行きました」とギャップ感満載のエピソードを披露した。

 その長澤の起用について、監督は「太陽のように明るい。陰と陽なら、完全に陽のタイプ。その部分を作品に欲しかった」と述懐。「ストイックな長女とは対極にいる次女。二人の醸し出す衝突を含めたリズム感で映画が進んでいく。病院勤務の長女は死に囚われていく存在なので、長澤さんにはエロス、“生”の部分を担っていただきたいと説明しました」と演出意図を明かした。(取材・文:柴田メグミ)

第20回釜山国際映画祭は、今月10日まで開催

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