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ルーニー・マーラ&ケイト・ブランシェットが強く惹かれ合う…『キャロル』予告編

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『キャロル』ポスタービジュアル
『キャロル』ポスタービジュアル - (C) NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

 第68回カンヌ国際映画祭でルーニー・マーラに女優賞をもたらした映画『キャロル』から予告編が公開され、ルーニー演じるテレーズとケイト・ブランシェットふんするキャロルが、映画史に残るような、運命的な出会いを果たすシーンが披露された。

 「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」などのアメリカ人作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表しベストセラーとなった幻の小説が原作。同性ながらも強く惹(ひ)かれ合う女性たちに待ち受ける運命を描く。

 舞台は1952年のニューヨーク。クリスマスシーズンの高級百貨店でアルバイトをするテレーズ(ルーニー)はその人を見た。鮮やかなブロンドヘア、艶めいた赤い唇、真っ白な肌に、毛皮のコートを着た彼女もすぐにテレーズを見た。彼女の名はキャロル(ケイト)。二人の視線は交わり、気が付けば引き込まれていく世界観。1950年代を再現した衣装と美術、ジョー・スタッフォードが歌うショパンの「別れの曲」、そしてスーパー16ミリフィルムで切り取られた映像は、美しくもどこか切なさを醸し出している。

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 キャロルはテレーズを誘い、二人だけの旅に出る。この旅をきっかけに、運命が大きく動き出すことを二人は知らなかった……。「心に従って生きなければ人生無意味よ」、キャロルの放つセリフが胸を打つ。二人の愛の行く末が気になる予告編となっている。メガホンを取ったのは、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』などのトッド・ヘインズ。(編集部・石神恵美子)

映画『キャロル』は2016年2月11日より全国公開

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