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『マッドマックス』ジョージ・ミラー監督、カンヌ映画祭の審査員長に決定!

第69回カンヌ国際映画祭

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カンヌ映画祭の審査員長に決まったジョージ・ミラー監督
カンヌ映画祭の審査員長に決まったジョージ・ミラー監督 - Jun Sato / Getty Images

 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督(70)が、現地時間5月11日から22日まで開催される第69回カンヌ国際映画祭の審査員長を務めることが明らかになった。2日、カンヌ映画祭が発表した。

【動画】ジョージ・ミラー監督来日時の様子

 今回の決定にミラー監督は「何てまぎれもない喜びなんだ! この惑星から宝物のような映画を見つけ出す歴史ある映画祭に参加し、審査員たちと情熱的な議論をして過ごせるなんて。本当に光栄です。喜んで引き受けたいと思います!」と喜びを爆発させている。昨年のカンヌ映画祭では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がアウト・オブ・コンペティション部門で上映され、ミラー監督は豪華キャストと共にカンヌの地を踏んでいた。

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 監督以外にも、脚本家、プロデューサーの顔も持つオーストラリア出身のミラー監督。監督・脚本を務めた1971年の短編映画『バイオレンス・イン・ザ・シネマ、パート1(原題) / Violence in the Cinema, Part 1』が評価され、1979年には長編デビュー作『マッドマックス』(主演メル・ギブソン)が世界的なスマッシュヒットを記録。30年ぶりの新作となったシリーズ第4弾『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は第88回アカデミー賞に作品賞、監督賞を含む10部門でノミネートされている。

 また、ミラー監督はバラエティーに富んだ作品を世に送り出してきたことでも知られ、監督作には、SFファンタジー『トワイライトゾーン/超次元の体験』(1983)、ジャック・ニコルソン主演のホラーコメディー『イーストウィックの魔女たち』(1987)、実話を基に、難病・副腎白質ジストロフィーの息子を救おうと奮闘する夫婦を描いたドラマ『ロレンツォのオイル/命の詩』(1992)、動物映画『ベイブ』(1995)、ミュージカルアニメーション『ハッピー フィート』(2006)などがある。審査員長のミラー監督がどんな作品に最高賞パルムドールを贈るのか、映画ファンなら見逃せない。(編集部・市川遥)

第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月11日から22日まで開催

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