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斎藤工、池松壮亮との共演で自然と涙が…「二度と撮れない」

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自然と涙が流れた……斎藤工
自然と涙が流れた……斎藤工

 成海璃子池松壮亮斎藤工が26日、都内で行われた映画『無伴奏』の初日舞台あいさつに、遠藤新菜中野ミホ(Drop's)、矢崎仁司監督と出席。斎藤は余韻を残すラストシーンに触れて「二度と撮れない心情と表情」と自身の演技を振り返った。

【写真】池松壮亮の笑顔も!

 同作は直木賞受賞作家・小池真理子の半自伝的小説を映画化したラブストーリー。日本中に学生運動の嵐が吹き荒れた1969年の仙台を舞台に、高校生の響子(成海)とバロック音楽喫茶「無伴奏」で出会った男女との4人の恋模様を描く。

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 少女から大人になるまでの2年間を、体を張った演技で表現した成海は「お話をいただいたとき、いろいろなものを最終的に背負って一人生きていく役と思ったので、『背負うぞ』という覚悟はあったかなと思います」と述懐。恋人・渉を演じた池松については「素晴らしいです」と絶賛し、「本当に頼れる人で、一番一緒にいる時間も長かったのでいろんな話もして、たくさん助けてもらいました」と語る。

斎藤工
微妙な役で……池松壮亮

 一方、池松は自身の役について聞かれると「微妙な役で……」と間を置くと、「でも、僕が見放されたら、僕が好きな人たちまで見放されてしまうみたいな、微妙なラインをつけられたらなと思って。マイノリティーというところで、本当の心が映ればと思いました」と回顧した。

 二人の間にキーパーソンとして登場する祐之介を演じた斎藤は、禁断のラブシーンも披露した池松との演技に「基本的に事前に何か打ち合わせすることはなかった」と説明。余韻を残すラストシーンが印象的で、斎藤は「渉の感情が隣にいなくてもひしひしと伝わってくるので、自然と涙が流れてきたり、自分でもどういう感情なのかわからない感情になっていました」と明かし、「心だけでクリアにそこにいた感じで、二度と撮れない心情と表情だったのではないかと思います」と振り返った。(取材・文:中村好伸)

映画『無伴奏』は全国公開中

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