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松田龍平&前田敦子、“故郷”広島で1か月撮影三昧!

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劇中での2人の関係にも注目!
劇中での2人の関係にも注目! - 写真:金井尭子

 『南極料理人』や『横道世之介』の沖田修一が、オリジナル脚本を自ら監督した『モヒカン故郷に帰る』が公開される。売れないバンドマンの永吉を演じた松田龍平とその恋人・由佳役の前田敦子は、作品の舞台である広島県に約1か月間滞在し、撮影三昧の日々を送ったという。

【写真】松田龍平がモヒカン頭に!

 本作の撮影が行われたのは、同県の4つの島。永吉が妊娠した恋人の由佳を連れて7年ぶりに実家に戻ったところ、父親・治がガンで余命宣告されることから始まる、沖田監督流ホームコメディーだ。

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 「きれいな景色を見ながら撮影するのは、純粋にすごく楽しかったです」と声を弾ませる前田だが、フェリー上での撮影では船酔いに苦しんだ。原因は明白で、「酔わないから大丈夫!」と酔い止めを飲まなかったこと。演じた由佳が劇中で見せる癖と同様に、リアルに眉間にシワが寄っていたという。

 松田はロケ地選びのすばらしさを絶賛する。病院の屋上にいる治が、隣接する学校の屋上にいる吹奏楽部員に向かって、指揮棒を振るシーンが撮影されたロケ地は、実際に、病院と学校が隣接して建っているという。「まるで場所を見つけてから台本を書いたんじゃないかっていうくらいぴったりなロケーションで、よく見つけましたよね。他にも、事前に頭の中に思い描いていた風景と、現場の風景が融け合うことが多くて、境界線がなくなる面白さがありました」と希少な体験として振り返る。

 1日だけあった休日、2人はスタッフと一緒に宮島を観光した。この翌日に撮影されたのは、永吉と由佳が東京に帰ったと思ってしょんぼりしていた母親の春子(もたいまさこ)の前に、東京に帰らず、宮島観光をしてきた2人が現れるシーンだった。松田は「仕事ではなくプライベートだったのですが」というが、翌日のシーンのことを考えて宮島を選んだようだった。(取材・文:須永貴子)
 
『モヒカン故郷に帰る』は全国公開中

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