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これぞ特撮映画!『大怪獣モノ』予告編が特撮ファンにはたまらない!

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怪獣VS巨人!
怪獣VS巨人! - (C) 2016『大怪獣モノ』製作委員会

 『地球防衛未亡人』などの鬼才、河崎実がメガホンを取った映画『大怪獣モノ』の予告編が、かつての特撮映画の味わいを前面に押し出した、特撮ファンにはたまらない映像に仕上がっている。

【動画】映画『大怪獣モノ』予告編

 庵野秀明樋口真嗣がタッグを組んだ『シン・ゴジラ』も控え、怪獣映画がアツいこの夏、もう一つの注目映画として公開される本作は、プロレスラーの飯伏幸太鈴木みのるが巨大化し、大怪獣と戦うダイナミックな特撮ムービーだ。

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 東京に襲来した大怪獣“モノ”VS万能細胞“セタップX”を投与されて巨大化した身長40メートルの超人。思わず目を見張る設定だが、本多猪四郎監督の『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』(1965)にオマージュを捧げた渾身の作で、古き良き特撮映画らしい魅力が詰まった予告編は見ごたえたっぷり。

 プロレスラー・飯伏と鈴木が鍛え抜かれた裸体に黒パンツ1枚でモノに立ち向かう戦闘シーンもさることながら、「セタップ細胞はありまぁす」と女性が訴えるという世間を騒がせたあの騒動を思わせる場面や、「Save the KAIJU」のプラカードを掲げなぜか怪獣のために立ち上がる民衆など、見どころ満載かつ終始観る者の心をざわざわさせる出来栄えだ。極めつけは、昭和の特撮作品のようなナレーションと音楽! 特撮ファンは例外なく本編に期待を高めること間違いない。

 キャストには飯伏、鈴木に加え、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の斉藤秀翼や「ウルトラマンレオ」で主演を務めた真夏竜、初代ウルトラマンのスーツアクター・古谷敏堀内正美西條康彦ら本作にうってつけの面々が集結した。(編集部・小山美咲)

映画『大怪獣モノ』は7月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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