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エマ・ワトソン、ナチス残党の拷問施設に潜入!

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無事に生きて帰ってきてー!
無事に生きて帰ってきてー! - (C)2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.

 女優のエマ・ワトソンが、ナチスの残党と結びつき拷問施設となった「コロニア・ディグニダ」に潜入する新作スリラーの邦題が『コロニア』に決定し、9月17日より日本公開されることが明らかになった。

【場面写真】怯えるエマ…

 本作は、南米チリのピノチェト独裁政権下、クーデターで囚われた恋人を救うため、脱出不可能と言われる恐怖組織へ潜入するヒロインを追う。本作の舞台である「コロニア・ディグニダ」とは、少年への性的虐待の罪でドイツを追われた元ナチス軍曹パウル・シェーファーが1961年、チリに設立したドイツ系移民コミュニティーで、チリ政府との密接な関係により、ピノチェト政権下では秘密警察の拷問センター、秘密の大武器庫、武器密輸の中継基地という裏の顔を持っていた。40年間でそこから脱出できた人数はわずか5人と言われている……。

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 そしてそんな凶悪な施設に乗り込んでいく勇敢なヒロイン・レナを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマだ。自己成長のため1年間の女優休業を宣言、国連の新しいフェミニズム活動の広報を担うなど一人の女性としても輝きを増している彼女は、「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と本作出演の経緯を語っている。

 一方、メガホンを取ったフロリアン・ガレンベルガー監督も「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった。そんな女優はエマしかいない。彼女はいつも眩しい光を発している」と太鼓判を押した。また、ヒロインの恋人・ダニエル役を『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュールが務め、彼らを精神的に肉体的に追い詰める”教皇”パウル・シェーファーを『ミレニアム』シリーズなどのミカエル・ニクヴィストが怪演している。恋人との微笑ましい恋愛シーンから、コロニア内での信用を得るために服を脱ぐシーン、極限な状況での脱出シーンなど体当たりで挑むエマの演技は必見だ。(編集部・石神恵美子)

映画『コロニア』は9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国公開

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