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1996年『月とキャベツ』真田麻垂美が女優業復帰を報告!山崎まさよしとのツーショット!

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第16回伊参スタジオ映画祭で女優業復帰を報告した真田麻垂美(右)と山崎まさよし
第16回伊参スタジオ映画祭で女優業復帰を報告した真田麻垂美(右)と山崎まさよし

 1996年に公開された映画『月とキャベツ』で注目を集めたものの、後に女優業から離れていた真田麻垂美が19日、群馬県中之条町で行われた第16回伊参スタジオ映画祭に来場、ミュージシャンの山崎まさよしとのツーショットを久々に実現させるとともに、女優業に復帰したことを報告した。

『月とキャベツ』真田麻垂美が女優業復帰を報告! 画像ギャラリー

 創作意欲を失い、山にこもっていたミュージシャンが、不思議な少女との出会いを通じて音楽に再び向き合うさまを描き出した『月とキャベツ』。伊参スタジオを拠点に、中之条周辺で撮影された同作は、本映画祭で16年連続で上映。まさに伊参スタジオは、大勢のファンが集まる『月とキャベツ』の聖地とも言うべき場所であり、同作が今年で公開20年という節目の年を迎えたということでこの共演者の山崎とのツーショットが実現した。

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 ステージに立った真田は「お久しぶりです」とあいさつ。当時と変わらぬ魅力で会場を魅了すると、撮影当時を「ダンスのレッスンは厳しくてつらかったけど、それ以外は楽しい思い出ばかり」と述懐。さらに「山崎君が本当に(役の)花火だったんです。わたしも真田麻垂美でなくヒバナだったから、演技をした感覚がなかったというか。すごく思い出に残っている作品で、二度と山崎君と会えないと思っていたから良かったです」と笑顔を見せた。

 長きにわたって女優業から離れていたという真田だが、半年ほど前から女優としてスクリーン復帰していたのだとか。その作品は、ドラマ「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督がメガホンをとった来年公開予定の映画『心に吹く風』で、この日はその特報映像が上映された。共演は眞島秀和で、北海道を舞台としたラブストーリーになるという。

 『月とキャベツ』聖地で行われた同窓会ともいうべき和やかな上映会となったこの日だが、『月とキャベツ』第2の聖地とも言うべきテアトル新宿でも12月6日に、公開20周年上映会「月キャベ成人式 LIVE&上映会~『月とキャベツ』公開20周年記念」を実施することが決定。山崎、真田、篠原哲雄監督という面々が、今度は東京で再び集まることも合わせて発表された。(取材・文:壬生智裕)

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