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田村正和、70代で再び眠狂四郎役!「この歳でもこのくらいできる」

田村正和が演じる眠狂四郎、再び!
田村正和が演じる眠狂四郎、再び!

 俳優・田村正和(73)が、フジテレビ系ドラマスペシャル「眠狂四郎 The Final」(放送日未定)で、再び眠狂四郎を演じたことが明らかになった。70代で再び無敵の剣豪役に挑んだ田村は「見どころは、この歳でもこのくらいできるところかな(笑)。半分オリジナルだけど今日の世界に生きる狂四郎に光がさして最後には大きな対決が待っている。素晴らしい映像と共にお届けできると思います。時代劇はお年寄りにはたまらないと思うんだけど、今作は若い人にも見てほしいね」と語っている。

【写真】「眠狂四郎 The Final」

 原作は、1956年に「週刊新潮」で連載がスタートした、作家・柴田錬三郎さんの豪剣小説。秘剣・円月殺法を用いる剣豪・眠狂四郎の活躍を描いた作品で、田村は1972年~1973年にかけて放送された連続ドラマなどで眠狂四郎を演じた。その後、数本のスペシャルが放送されているが、今回、同局系列で制作するドラマとしては、およそ半世紀ぶりの狂四郎役に挑む。

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 シリーズ総決算となり、江戸に戻った狂四郎が自らの出生や運命に立ち向かうことに。クライマックスでは、狂四郎と同じ円月殺法を使う妖術の使い手・加賀美耀蔵(かがみ・ようぞう)との対決が描かれる。

 撮影は今年の春からおよそ1か月をかけ、田村の生まれ故郷でもある京都・太秦の東映京都撮影所で行われた。田村の父親である故阪東妻三郎さんが作った撮影所で、自身もこの近くで生を受けたといい「そういったゆかりのある場所で時代劇を撮影できるということで今回のお話を受けました」としみじみ。

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椎名桔平演じる最強の剣士との戦いが描かれる

 狂四郎役への抜擢は、原作者である柴田さんからの指名がきっかけ。「その時はまだ20代後半だったと思うんですけど、“40、50代になった正和くんの狂四郎はもっとよくなるよ”とおっしゃっていただきました。やはり原作者から指名していただいて演じるということは光栄なことですよね。その時から公私にわたってお付き合いさせていただきましたので、僕にとって『眠狂四郎』は大事な作品です」という田村は、「70代の狂四郎を見たら何とおっしゃるのか不安だったので撮影前に先生のお墓参りをしてきましたが、“良いんじゃない”って喜んでましたよ」と明かしている。

 最強の敵・加賀美耀蔵を演じるのは椎名桔平名取裕子が狂四郎を慕う文字若を演じるほか、八嶋智人津川雅彦らが出演する。(編集部・入倉功一)

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