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肝っ玉おばさんハロウィーン映画、首位デビュー

全米ボックスオフィス考

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シャイニング? - 『タイラー・ペリーズ・ブー2!:ア・マディア・ハロウィーン(原題)』ポスタービジュアル
シャイニング? - 『タイラー・ペリーズ・ブー2!:ア・マディア・ハロウィーン(原題)』ポスタービジュアル - Lionsgate / Photofest / ゲッティ イメージズ

 先週末(10月20日~10月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、俳優タイラー・ペリーが肝っ玉の据わった“マディアおばさん”にふんする人気シリーズ第8弾『タイラー・ペリーズ・ブー2!:ア・マディア・ハロウィーン(原題) / Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween』が興行収入2,122万6,953ドル(約23億3,496万4,830円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【画像】女装していない時のタイラー・ペリー

 『タイラー・ペリーズ・ブー2!:ア・マディア・ハロウィーン(原題)』はシリーズ第8弾にして、昨年公開のハロウィーン映画『ブー! ア・マディア・ハロウィーン(原題) / Boo! A Madea Halloween』の続編。監督・脚本もペリーが務めており、マディアおばさんたちがモンスターやゴブリン、ブギーマンに立ち向かうホラーコメディーだ。シリーズ8作中7作のオープニング興収が2,000万ドル(約22億円)を超えるアメリカのヒットコンテンツとなっており、来年には第9弾が公開される。

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 そのほかの新作はそろって苦戦気味。ジェラルド・バトラー主演のディザスターアクション『ジオストーム』が興収1,370万7,376ドル(約15億781万1,360円)で2位、山火事に立ち向かった消防士たちの実話を基にしたジョシュ・ブローリン主演作『オンリー・ザ・ブレイブ(原題) / Only The Brave』が興収600万2,665ドル(約6億6,029万3,150円)で5位、マイケル・ファスベンダー演じる刑事とスノーマン連続殺人鬼の対決を描いたスリラー『ザ・スノーマン(原題) / The Snowman』が興収337万2,565ドル(約3億7,098万2,150円)で8位デビューだった。

 1館当たりの興収ランキングでは、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督とコリン・ファレルが再タッグを組んだ残忍なコメディー『ザ・キリング・オブ・セイクリッド・ディア(原題) / The Killing of a Sacred Deer』がダントツで1位だった。今後拡大公開が予定されている。

 今週末は、人気ホラーシリーズ第8弾『ジグソウ:ソウ・レガシー』やジョージ・クルーニー監督&マット・デイモン主演作『サバービコン(原題)』などが公開される。(編集部・市川遥)

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10月20日~10月22日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『タイラー・ペリーズ・ブー2!:ア・マディア・ハロウィーン(原題) / Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween』
2(初)『ジオストーム』
3(1)『ハッピー・デス・デイ(原題) / Happy Death Day』
4(2)『ブレードランナー 2049
5(初)『オンリー・ザ・ブレイブ(原題) / Only The Brave』
6(3)『ザ・フォーリナー(原題) / The Foreigner』
7(4)『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
8(初)『ザ・スノーマン(原題) / The Snowman』
9(6)『バリー・シール/アメリカをはめた男
10(7)『キングスマン:ゴールデン・サークル

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