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役所広司、初の最優秀助演男優賞!福山雅治と「二人で作り上げた」

第41回日本アカデミー賞

『三度目の殺人』最優秀助演男優賞を受賞した役所広司
『三度目の殺人』最優秀助演男優賞を受賞した役所広司

 第41回日本アカデミー賞授賞式が2日、港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、映画『三度目の殺人』の役所広司が最優秀助演男優賞に輝いた。役所は過去に17回の優秀主演男優賞を受賞し、そのうち2度最優秀賞を獲得しているが、最優秀助演男優賞を手にするのはこれが初めて。

【写真】笑顔はじける役所広司!

 『三度目の殺人』は、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』の福山雅治是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス。是枝組初参加となった役所は、福山ふんする弁護士・重盛が弁護をすることになった、前科がある殺人事件の容疑者・三隅を演じた。

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 撮影で肉離れを起こしてしまったという足をかばいながら登壇した役所は、「もしかしたらという気持ちはありましたが」と明かしつつ、初の最優秀助演男優賞の受賞に笑顔。「俳優、映画の仕事を始めてからずいぶん経ちましたが、この会場に行くと、三船敏郎さんや三國連太郎さん、そのほかすばらしい監督やスタッフや日本映画を支えてきた方々と会うのが楽しみで来ていました。そういう方々に影響を受け、教えられ、日本映画の中でずっと働かせていただいています」と役者人生を振り返りながら喜びを語った。

 また、「今度の映画ではほとんど福山さんとの芝居が多く、狭い空間の中で福山さんと本当に二人で作り上げたような芝居だったので、福山さんにも感謝したいです」と主演の福山への感謝をコメント。そして、「(役者として)高齢の方に入ってきましたが、この賞をきっかけに、またもうしばらくがんばっていきたいと思います」と引き続いての活動を宣言した。

 役所は『関ヶ原』の演技でも優秀助演男優賞を受賞。ほか、西田敏行(『ナミヤ雑貨店の奇蹟』)、西村まさ彦(『家族はつらいよ2』)、松田龍平(『探偵はBARにいる3』)、村上虹郎(『武曲 MUKOKU』)が同賞を受賞している。(編集部・小山美咲)

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