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ウルトラマンジード濱田龍臣、号泣!「誇っていい」の言葉に感極まる

ウルトラマンジード役を務め上げた濱田龍臣
ウルトラマンジード役を務め上げた濱田龍臣

 俳優の濱田龍臣が10日、都内で行われた『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』初日舞台あいさつに出席し、共演した小澤雄太からのサプライズ手紙に号泣した。この日は、本仮屋ユイカ山本千尋長谷川眞優、小澤雄太、潘めぐみ坂本浩一監督、ウルトラマンジード ウルティメイトファイナル、ウルトラマンゼロ、ペガも来場した。

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 昨年12月に放送終了した同テレビシリーズの劇場版となる本作は、ウルトラマンジード、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンゼロたちが、知的生命体が住む星々を破壊していく巨大人工頭脳ギルバリスの脅威から地球を守るための熾烈な戦いが描かれる。

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 幼稚園の頃からの「ウルトラマンになりたい」という夢を叶え、朝倉リク/ウルトラマンジード役を務めた濱田は、客席を見回しながら「皆さん、ほんとにキラッキラの笑顔なので、すごくうれしいです。(公開が)はじまったのは寂しい部分もありますが、皆さんに楽しんでいただければいいのかなと思っています」と自身も輝く笑顔であいさつ。濱田はウルトラマンジードへ、小澤はウルトラマンゼロへの生変身も披露して会場を沸かせた。

 イベント終了間際には、スタッフ・キャストを代表して、小澤からサプライズで手紙を読み上げられ、瞬く間に瞳を潤ませる濱田。その手紙には、濱田との1年前の出会いを振り返り、「16歳の元気いっぱいの龍臣くんからいつも笑顔をもらっていました」「ヒーローという大きな責任を背負っている姿に心配になることもありました」「いろいろなことを思い、負けてたまるかと挑んでいく姿はまさにヒーローそのものでした」という一同の思いがつづられており、濱田はあふれる涙を何度も指でぬぐった。

 さらに、劇中のウルトラマンゼロの言葉を借りて、「龍臣、じーっとしていてもどうにもならない。誰にもできないことをお前はやってのけた。誇っていい」とたたえられ、「僕たちに夢と希望を本当にありがとう。シリーズ最年少座長、本当にお疲れさまでした。これからもずっと、僕らみんなのヒーローでい続けてください」とねぎらわれると、濱田は「ズルいですよね。すでに泣きそうだったのに、こんなの渡されたら泣くじゃないですか」と可愛く抗議。そして、小澤から渡されたタオルで涙を拭くと「これだけ、自分を、朝倉リクを、この作品を愛してもらったことがすごく伝わって来て、この仕事をさせていただいて、自分が憧れていたものになれてすごくうれしかったです。本当にありがとうございました」と声を震わせながら万感の思いを口にした。

 そして、最後は濱田らしい笑顔に戻って作品をアピール。「ちゃんとエゴサーチで見ています」とファンのSNSを利用しての応援をお願いするようなコメントも残してみせ、会場の笑いを誘っていた。(取材:錦怜那)

『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』は全国公開中

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