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妻夫木聡&井上真央、初共演 貫井徳郎「乱反射」を石井裕也監督がSPドラマ化

SPドラマ「乱反射」で、幼い息子を亡くした夫婦を演じる井上&妻夫木
SPドラマ「乱反射」で、幼い息子を亡くした夫婦を演じる井上&妻夫木

 妻夫木聡井上真央が、貫井徳郎のミステリー小説に基づくメ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」で初共演することが10日、わかった。本作で井上とともに事故で2歳の息子を亡くす夫婦を演じる妻夫木は「僕が言うのは失礼かもしれないですけど、一緒に演じていて、すごく気持ちがいいというか、波長が合う方だと思いました」と共演を振り返っている。監督を、映画『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』などで妻夫木とタッグを組んだ石井裕也が務め、テレビ朝日系にて今秋放送予定。

【写真】妻夫木聡&井上真央共演「乱反射」場面写真

 第63回日本推理作家協会賞を受賞した貫井徳郎の小説をドラマ化する本作。地方都市で起きた幼児死亡事件の真相を追う物語で、妻夫木は息子の死の原因を追求する新聞記者・聡に、井上はその妻で義父の見舞いや折り合いの悪い姑に疲弊する光恵にふんする。

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 事件の背景には、複数の人物の小さな罪の連鎖が浮上。聡は街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、愛犬のフンを始末しない老人、犬のフンの始末を断る市の職員、救急要請を断ったアルバイト当直医、極度の潔癖症を持つ造園業者らに接触。しかし、誰もが非を認めず、聡は苦境に立たされていく。

 妻夫木は「小さな巨人」(2017・TBS系)などの脚本家・成瀬活雄と石井監督が共同執筆した台本について「それぞれの無神経さや人間自体の感情が交錯する部分が、特に印象的に描かれているなと思いました」とコメント。ともに悲劇の夫婦を体現した井上に、「初めて芝居させて頂いたのに、初めての感覚が無いような感じで、すごく楽しかったし、気持ちよかったです。井上さんが僕のことを、役の中で愛してくれている実感がありました。それがすごく嬉しかったですね」と相性の良さを強調する。

 一方、井上も「とても居心地がよく、様々な感情を、妻として共有させてもらえた日々でした」と妻夫木との共演を楽しんだようで、人気者2人のコンビネーションに期待が高まる。(編集部・石井百合子)

メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」は今秋、テレビ朝日系列全国ネットで放送

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