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プリキュア名台詞の裏側も!製作陣が明かす

神木優プロデューサー、稲上晃総作画監督、宮本浩史監督
神木優プロデューサー、稲上晃総作画監督、宮本浩史監督

 現在公開中の『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』大ヒット公開記念「~スタッフ大集合!? スペシャルトークイベント~」が13日にT・ジョイSEIBU大泉で行われ、宮本浩史監督、脚本の香村純子、総作画監督の稲上晃神木優プロデューサーがプリキュア映画製作の裏側を語った。

思い出の主題歌!プリキュアオーケストラメドレー【動画】

 プリキュアに関わったスタッフから製作のこだわりを聞くことが出来る貴重な機会。熱心なファンに向けて、神木プロデューサーは「香村さん、稲上さんは普段、なかなかこういう場に登壇されないのですが、今日は大泉であるということ、そして皆さんが来てくださるということで、特別に来てくださることになりました」と紹介。「さっきまで(映画館の)向かいのうちの会社(東映アニメーション)で打ち合わせをして。その足でここに来ました」と明かし、会場を笑わせた。

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 現在、放送中の特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」をはじめ、これまで多くの「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズの脚本を手がけてきた香村は、今回のプリキュア映画のオファーに「正直、なぜわたしにと思いました」と首をかしげたが、神木プロデューサーは「香村さんとは以前の『プリキュア』のテレビシリーズでもご一緒したことがあって。ひとりひとりのキャラクターに真摯に向かい合ってくださる方だと思いました」と大勢のキャラクターが登場する本作ならではの人選だったことを明かす。

 劇中では、プリキュアの思い出を狙う怪物・ミデンのせいで、プリキュアたちがベビープリキュアになって記憶を失ってしまうところが見どころとなる。そのアイデアを考えた香村は、「記憶を失うという設定は小さい子にはわかりづらいかなと思ったので、もしわからなかったとしても、小さい子も見て楽しめるように。そして意味のわかる年齢になってから、ちゃんとお話の筋がわかるようになればいいなと思いました。赤ちゃんにすれば『HUGっと!プリキュア』のメインテーマである子育てにもうまく合致するのでいいかなと思いました」と語る。

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 一方、総作画監督の稲上は15周年作品である本作について、「15年前に鷲尾(天)プロデューサー、西尾(大介)監督と3人で、前の大泉スタジオの狭い部屋で話をしていたんですが、それがまさかこんな形になって。そして15年後にこういうことをしているとは夢にも思わなかった。15年という節目の年に、初代プリキュアの活躍が多いこの作品の話が来たことは感慨深かったし、これはやらなきゃという思いでやりました」としみじみ語ると、「プリキュアは自分の後にも、それぞれのシリーズで、いろんな思いで作った人がバトンをつなげていった作品。そして観てくださる方も15年寄り添ってくれた方も多いと思う。今回、映画がヒットしたということで、観てくださった皆さん、そして作ってきたスタッフみんなに感謝したいと思います」と付け加えた。

 劇中には、初代プリキュアの美墨なぎさが「わたしたちはプリキュアである前に、普通の中学生の女の子だよ」というセリフがあるが、稲上によると「それは番組が始まる前からプロデューサーや監督たちと大切にしてきたテーマ。そういう思いでプリキュアシリーズに関わっている」とのこと。そのセリフについて宮本監督は、「映画って尺の都合で、ここは削るかもしれないというリストを出してジャッジしていくんですが、稲上さんからは、このセリフだけは残してほしいと言われました。実はこのセリフ、鷲尾さんから最初にこの作品をやるにあたり、ここは守ってほしいと言われたテーマのうちのひとつだったので。物語の構造という以前に、プリキュアという作品のアイデンティティーとして守らないといけないだろうというところで残しました。観た方の感想を探してみると、ここのセリフが刺さったと言ってくれた人が多くて。本当に残して良かったなと。稲上さんがそういう気持ちをぶつけてくれて良かったなと思いました」と語っていた。(取材・文:壬生智裕)

『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』 本編のぞき見!~想い出の主題歌メドレー~ » 動画の詳細
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