ハリウッド実写版「機動戦士ガンダム」脚本家が人気コミック作家に決定
人気アニメ「機動戦士ガンダム」ハリウッド実写版の脚本家が、海外ドラマ「LOST」「アンダー・ザ・ドーム」に脚本家・プロデューサーとして携わった、ブライアン・K・ヴォーンに決定したと、Deadlineほか各メディアが報じた。
ブライアンはコミック作家としての活動でも知られており、地球最後の男性となってしまった主人公の旅を描く世紀末グラフィックノベル「Y:THE LAST MAN」で、“漫画のアカデミー賞”ともいわれるアイズナー賞を受賞。Huluでドラマ化された、スーパーヴィラン(悪役)の子供たちを描いたマーベルコミック「ランナウェイズ」など数々のコミックを手掛ける実力派が、製作総指揮も兼任して「ガンダム」に挑む。
「ガンダム」の実写化は、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)、『パシフィック・リム』(2013)などで知られる米レジェンダリー・ピクチャーズ製作で進行中。レジェンダリーの代表として『パシフィック・リム:アップライジング』のプロデューサーであるケイル・ボイターと、サンライズのクリエイティブチームが監修を務める。レジェンダリーでは、「ポケットモンスター」シリーズ初の実写映画『名探偵ピカチュウ』や「週刊少年ジャンプ」で連載中の「僕のヒーローアカデミア」の映画化など、日本のコンテンツの実写化企画が数多く進行している。(編集部・入倉功一)